最近は英語学習の需要もグイグイ上がってきて、英語系教材やサービスの増え方が尋常じゃないですね。英語教材の人気ランキングも毎年入れ替わって、1年前にトップだったものが今はランク外だったり。
「いや教材ありすぎ…新しい方が良いのかな??」
「独学に最適なのどれなんでしょ…」
「失敗して何冊も買いたくない…」
本記事では、私が過去7年間で使った英語教材の中から「本当に良かった!!」「知り合いにも勧めたい」と思えたものを厳選しました。TOEICも英会話も始める時期は関係なく勉強すれば上達します。「今日から英語勉強する!!」という方の参考になれば嬉しいかぎりです。
はじめに:英語上達のロードマップ
まず英語教材にはそれぞれコンセプトがあり、目的に沿ったものを選ばないと効果が十分に発揮されません。なので、教材紹介の前にざっくりと英語学習の流れについて説明しておきます。現時点で何の勉強から始めたらいいかがわからない方の参考になればと思います。
- 文法と単語
- 発音
- 実用技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)
まず 1)英文を読めるようになって、2)文字を音にする。そして 3)それを実際に使いこなす。のイメージです。
1. 文法と単語
理論上、文法と単語(慣用表現など含む)さえわかっていれば、読めない英文はありません。文法が定着していれば、わからない単語は調べればいいだけです。英語初心者の方は簡単な文法テキストを勉強しつつ、それに出てくる単語を覚えていけばOK。
文法を気にしすぎて喋るのを戸惑ってしまう人に、間違いを恐れずに英語を口から出す練習をしよう!という意味で、「文法は気にしなくていい!」と言われることがありますが、鵜呑みにしてそっちに逃げないように(=゚ω゚)ノ
2. 発音
英文は文法と単語で構成されていますが、その文字を音にするには「発音」のルールを知る必要があります。発音と聞くとスピーキングにフォーカスされがちですが、リスニングや単語学習にも大きく影響します。単語のスペルを知っていても音を知らないと聞き取れないですし、自分が発音できない音も聞き分けることが難しいです。
あと単語を覚えるときも、目で見ただけで覚えるよりも、耳で聞いて、自分で発音して、その自分の声を聞いて…とした方が効率よく記憶に定着します。
3. 実用技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)
これまでの文法・単語・音は英文を構成する基本要素です。ここまで定着させればあとは実際に使っていくトレーニングをしていくのみです。
英語の4技能であるリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングは様々な勉強法がありますが、やるべきことはシンプルに「自分が使えるようになりたいレベルや分野について、反復トレーニングを積む」です。
- 日常英会話ができるようになりたいなら身の回りのできごとを英語で表現する練習をする
- ニュースを理解できるようになりたいならニュースを聞いて英字新聞を読む
- 技術系の論文発表があるなら専門用語を覚えてプレゼンで使う表現を繰り返し練習する
日本語でも初めてプレゼンするときに喋る内容を丸覚えするくらい練習しますよね。それと一緒です。以上を踏まえた上で、オススメの英語教材を紹介してきます。
「文法」の習得にオススメの英語教材
- TOEIC TEST 文法別問題集:日本語で書かれた文法書
- English Grammar in Use:英語で書かれた文法書
これからTOEICを受ける予定がある方は1. → 2. 、それ以外の方は2.をオススメします。
英語を勉強するのにいきなり英語の参考書!!?と思うかもですが、英文法は英語で勉強した方が簡単で効率も良いですよ。もともとノンネイティブの英語学習者向けに作られたテキストなので、その辺もちゃんと考慮されています。
1. TOEIC TEST 文法別問題集
TOEIC形式の選択問題を解きつつ、分厚い解説書で文法事項を網羅できる1冊です。
本書は2006年以前の旧式の旧式対応のテキストで、Part6は間違い探し問題なのですが、これをやってみると本当に理解しているかが一目瞭然です。私は英文法にそこそこ自信があったのですが、これで「わかったつもりになってただけ」の現実を叩きつけられました。
この問題集で文法を勉強し直してから受験したTOEICでは、文法事項に関してだけは毎回全問正解を取れるようになりました。(新形式の慣れ・反復練習・解答スピードの向上には後ほど紹介する「でる1000」を重宝してます。)
高校の文法書を熟読するよりもこの問題集を何度も解く方がよっぽど早く英文法が身につきます。※中学レベルからやり直したい・1冊は文法書が欲しいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
2. English Grammar in Use
非常にクォリティの高い世界的な英文法テキストです。学校の勉強やToeicのためだけでなく、「英会話ができるようになりたい」「使える英語を身につけたい」という方にはこちらをオススメします。
- 日本語よりも英語で書かれたテキストの方が理解しやすい
- 英語独特の細かいニュアンスまで捉えることができる
- 実用的な例文(会話で使える例文)が多い
全ては1. の「英文法を英語で解説していること」がポイントです。
日本語で書かれた英文法書は、本来1回読めばスッと理解できることを無理やり日本語に、しかも学術的に訳しているのでどうしても難解化してしまいます。それを英語のまま勉強すれば、日本語で読んだときの「ん???」という部分がなくなるというわけです。
それに連動して、英語という言語が持つ独特のニュアンスも感覚的に理解できますし、使われている例文も自然で実用的なものばかり出てきます。
“This is a pen”とか”My uncle is a good tennis player”みたいな「いつ使うの?」的な例文は見当たりませんね…パッと見は英語だらけで難しそうですが、難しい英単語は出てこないですし、イラストも多いので問題ないと思います。
「単語」学習にオススメの英語教材
オーストラリアにワーホリ中1年間ボロボロになるまで使い込んだ1冊。150words前後の時事ネタ(環境・自然・テクノロジー・政治・国際情勢・医療など)を中心に、英字新聞やネット記事を読むための重要語彙が詰まってます。
中級向けなので最初は難しいかもしれませんが、内容が結構面白いので頑張って続けてみてください。単語力もそうですが、本書に書いてある通りに活用するとリスニング力やリーディング力も格段に上がります。私がやった方法としては下記の通り。
- 無理に単語を覚えようとせずにささっと2周
- 毎朝30分、2トピックを精読→精聴→オーバーラッピング→音読→シャドーイング
- 空き時間(料理中・買い物中・移動中・仕事中など)を全て使って過去1週間分をひたすらシャドーイング
この方法で何周も繰返していました。 他のことを何も気にかけず、1日の時間に自分のやりたいことをフル投入できるのがワーホリの強みでした。
- Basic 2400:中学レベルの単語・熟語・表現の総復習
- Daily 1500:旅行・買い物・スポーツ観戦・料理などの日常会話ネタができる
- Core 1900:英語のニュース・新聞を読むために必要な重要単語・時事背景
- Opinion 1400:時事ネタに対して賛否の意見する表現を学ぶ
- Business 1500:単語学習というよりは経済・経営理論・投資・会計などを英語で学べる本
- Advanced 1100:Core 1900の上級版(語彙容赦なし)
1冊を通して「7割程度はすでに知っている」くらいのレベルが、反復しやすいかと思います。あまりにも新しい単語ばかりだと文章を読むのに時間がかかってモチベーションが持続しません…
「発音」を改善するのにオススメの英語教材
- 英語耳:口の形や舌の位置を矯正する発音教本
- 英語喉:喉を使って息を音にする発声教本
発音にしても発声法にしても、日本人が普段使用していない体の部位を使うので、筋トレと同じく継続すれば効果が見え始め、トレーニングをやめるとまた衰えていきます。
トレーニングを続けてると、ある時日本語を喋るときと、英語を喋るときとで自分の声が変わってたことにびっくりしました。自分の英語がより伝わりやすく、相手の英語がより聞き取りやすくなるので、英会話を上達させたいなら2冊とも必須です。
1. 英語耳 発音ができるとリスニングができる
サブタイトルに「発音ができるとリスニングができる」とあるように、日本人が苦手な”L”と”R”も、自分が発音できるようになれば簡単に聞き分けられるようになります。むしろ全然似てないなということに気づくはずです。
発音に関する書籍の多くは言語学・音声学の研究者向けで複雑なのですが、本書は程よいボリュームでシンプルにまとまっています。本書で1つ1つの音を地道に練習していくだけでも発音は上達しますので、まずは入門編としてこの1冊。
私も最初はうまく口の形ができなかったり、舌に力が入ったりで、唇がプルプルなりながら練習していましたが、だんだん自然に発音できるようになってきました。口周りの筋トレって感じですね。
2. 英語喉 50のメソッド
「発音は結構うまくなったのに、なんか違う…」と悩んでいる方は「声の深み」に着目してみましょう。英語ネイティブや欧米の方って声が大きいというか太さを感じませんか?女性でも力強いです。この理由は「循環呼吸」や「ドッグブレス法」でググってみてほしいのですが、欧米人はこれらの呼吸法をデフォルトで使用しています。
一方で日本語は息を継続的に吐きながらフラットに話しますよね。区切りのいいところで吐ききったら吸うみたいな。日本人が西洋の言語を口先だけマネて発音してもネイティブっぽくならないし、逆に日本語を喋る外国人なんかは強弱が激しいのはそのせいです。
この辺は『英語喉』の著者・上川カズさんがYouTubeでも解説してますので、興味ある方は是非チェックしてみてください。
応急処置としては、喉の奥を広げて喋るようにすると、多少低く太めになるので、女性の方はここを意識するだけで聞きやすさが改善することもあります。
「英会話」の上達にオススメの英語教材
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- 1000時間ヒアリングマラソン
- スタディサプリ日常英会話
英会話上達のコツの1つは、自分の言いたいことをサッと英語で言えるフレーズやパターンを増やしていくことです。
1.は話すための基礎英文法を体に叩き込むのとクイックレスポンストレーニングの定着、2.と3.はそれを実用的で実践的なものに落とし込む応用編となります。なので、1.を終えた後か同時進行で2.か3.を選択するのがオススメです。
2.は総合ジャンル、ネイティブ・ノンネイティブ、生録音(言い間違い・言い直し・雑音もあり)、3.は会話特化型、ネイティブ、ナレーション(雑音なし)です。スピーキング練習に関してはどちらも秀逸なので、目的や勉強時間に合わせてお好きなほうをどうぞ。
※クイックレスポンスのイメージがよくわからない方は下記記事を参照してください。
1. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
中学レベルの単語と文法のみで構成されたシンプルな例文しかなく、負荷の低いトレーニングを大量にこなすことができます。
多くのレビューにある通り、例文自体にあまり実用性はありませんが、本書のコンセプトは「頭でわかっているつもりの基礎文法を自由に瞬発的に使いこなせるようになること」です。
文法土台が定着していれば、あとは単語や表現を応用していけば次々に英作ができるようになるので、本テキストはその土台作りだと思ってください。
実際にやってみると超簡単な文章でもパッと出てこないです。私も半信半疑で手にしたのですが、最初は恥ずかしいくらいスピードについていけず、瞬発的に口から英文が出てくるようになるまで20周以上しました。
あと英文を前から理解していく処理能力が上がったのか、リスニングの「1回聞いて(ん??)→スクリプト見て(あぁ、なんだこれか)」っていう部分がなくなりました。
基本動詞を解説した良書はこれまでにもあったのですが、これの瞬間英作文バージョンがあればなぁ…とずっと思ってたので、2018年になってやっと出ましたか、という感じ。
相変わらず例文はストーリー性がなくてカタイので、先に紹介した『どんどん話すための~(青本)』をやってみて、つまらん例文はもう懲り懲り…という方は他の教材に進んでもらったほうがいいと思います。
楽しく続けられるモチベーションケアも大事です(*’ω’*)
2. 1000時間ヒアリングマラソン【※販売休止中】
ヒアリングと聞くとリスニングに特化したような教材に思えますが、リーディング、ライティング、スピーキング全ての技能を駆使してリスニング力を高める学習法となっているため発話力や単語力も身につきます。
学習を進めていくと「自分の読解スピードより速い音声は理解できない」「自分が発音できないものは聞き取れない」ことがわかってきます。これを1年間やり終えてからは、自分の中で英語学習のメソッドが確立されて、英語教材を見る目も肥えてきました。
何度も聴いて読んで、口からスラスラ出てくるまで根気強くトレーニングに取り組むスタイルですが、テーマ自体はバラエティに富んでておもしろいので、苦痛に感じることはなかったです。ガチで英語力を底上げしたいと思っている方におすすめします。
3. スタディサプリ日常英会話
2018年の10月に始めて現在も継続中の英語教材アプリです。続けている理由はボリュームがすごくてなかなか終わりそうにないのと、質がめちゃくちゃ高いのに安いから。全7レベル各240レッスン用意されており、初心者から中上級者まですべての英会話学習者にオススメしたいアプリです。
講師陣も英語学習者なら誰もが知っている有名人ばかりですし、月額1,000円で好きなだけ講義を受けられると思えばコスパ最強です。
会話形式のストーリーを進めていくのですが、リスニング→ディクテーション→重要表現・文法のレクチャー、発音チェック付きスピーキング練習、そして仕上げにクイックレスポンスと、用意されたレッスンを進めていくだけで理想の英会話学習ができるようになっています。
「TOEIC対策」にオススメの英語教材【500~900点台前半まで】
※私自身が930点までしか取得しておらず、対象スコアを900点台前半までとさせていただきました。
- TOEIC 公式問題集
- TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問
- TOEIC L&R TEST 読解特急
まずは上記3冊。リスニングは公式問題集をフル活用すれば十分スコアを稼げます。(やりこみ方法については後ほど参考記事にて紹介します)
1. TOEIC 公式問題集
私が850→930にスコアアップした時は公式問題種を3冊分やり込みました。質の高い模試は他にもありますが、公式問題集は別格です。これより本番に近い傾向の模試はありません。
「本番に向けて高地トレーニングしたい」「時間配分に慣れるため初見の問題を解きたい」という場合は他の模試を利用するのもアリですが、まずは最新の公式問題集を1冊制覇するといいです。
2. TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問
まずPart5の対策書としてはこれ1冊で十分です。さらに解答スピード、読解スピード、TOEICに必要な語彙力、文法を感覚的に理解する力も身につきますので、Part7の読解やリスニングパートにも効いてきます。
本書には600点以上の方が対象と記載されていますが、その理由は主に単語レベルです。もともとPart5は半分近くは語彙力だと思っていいほど、他のパートと比べて難しめの単語が多く出てきます。
とはいえ、「”まだ”覚えていない単語」をこの問題集を繰り返して”これから”覚えたらいいだけの話なので、600点というラインはそこまで気にしなくていいかと。
文法については基本事項の知識があること前提で解説が書かれていますので、文法教材としてはこれを1冊目にしないように。
3. TOEIC L&R TEST 読解特急
TOEICのトピックを使用しつつ、速読読解トレーニングの必要性と効果を感覚的に実感できる1冊です。
英語は意識的に速く読む練習をしないと読解のスピードはなかなか上がってくれません。私は月に2~3冊洋書を読んでた時期があったのですが、読み進める”ペース”が上がることはあっても、結局は飛ばし読みなので”読解”のスピードはそこまで上がってなかったです。
TOEICレベルの英文量だと飛ばし読みやスキミングは一切必要ないので、前から順に一言一句読んで理解できる”読解スピード”を上げていきましょう。
本書で「時間を測る」「限られた時間で集中する」という癖がつけば、あとは好きな教材を使って同じことをやればOKです。
補足1:850点以上〜900点台を目指す方法
基本的には「公式問題集」と「でる1000」をやりこむのと、余裕があれば良質な問題集を解きまくるだけでいいと思います。
私が900点を越えた時の勉強法としては、じっくり机に向かう時間がある時には公式問題集、ちょっとしたスキマ時間(通勤時間や会社の昼休み、近くのコンビニまで行くなど)には特急シリーズ、と切り替えていました。
- 朝出かける前:公式問題集Part3のディクテーション・音読・シャドーイング
- 通勤(朝):TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
- 昼休み:でる1000を数セット
- 通勤(夜):TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
- 寝る前:読解特急3を1~2題
こんな感じ。特急シリーズを使ってたのは、数分あれば解説込みで1問こなせるのと、kindle版でも使いやすいから。あと信頼できる著者が多いので教材としての質も担保されてるからです。
スキマ時間学習には【スタディサプリTOEIC】もオススメ
たかがスキマ時間にポチポチするアプリとは侮るなかれ。各パート集中せざるを得ないカリキュラムで構成されています。
また英語学習の王道であるディクテーションやシャドーイングを、強制的かつ初心者でも取り組みやすい形で準備しているのもよく工夫されてるなぁと思います。特に400~600点台の方にオススメです。
注意点としては、模試を通しで解く練習ができないので公式問題集を別途必ず用意すること。
あとは講義動画を聞くだけでわかった気になってしまうくらい関先生の講義は聞きやすいので、講義ノートを作って寝る前にしっかり復習することです。
補足2:単語帳は特に必要ありません
TOEICに関しては、これまでに紹介した問題集や公式問題集を繰返し解いてやりこむと勝手に覚えられるので、特に必要ないかなぁと。ただ、もし買うのであれば「TOEIC専用」の単語帳を選ぶべきです。
辞書代わりの単語帳を手元に置きたいのであれば金フレ・銀フレ、スキマ時間に勉強したいのであればスタディサプリの単語トレーニングをポチポチやっとく程度でいいと思います。
出現率の低い難しい単語を覚えるよりは、文法事項や読解力を上げて取れる問題を増やした方がスコアアップの効果は高いかなと。(*満点狙ってる人は別ですが)
そのほか英語学習の継続にオススメのWebサービス
最後に。英語学習の一番の難所は「継続」です。せっかく英語を勉強し始めてもモチベーションが続かずに途中でやめてしまったらもったいないです。
あと英語力の向上には時間を要しますし、上を目指せば終わりはありません。なので、もっと気楽に、長い目で英語に向き合うべきかなと。
【YouTube】趣味が英語教材になる
息抜きとか、趣味で英語に触れるのにはYouTubeは最高の無料英語教材ですね。使い方は主に下記の2パターン。
- 英語学習チャンネルを視聴する
- 自分の好きなジャンルを海外チャンネルで視聴する
英語学習チャンネル
バイリンガール・チカさんやHapa英会話・Atsuさんは有名どころですよね。内容も動画自体のクォリティも高くてもはや有料でもいいレベルです。
単なる英語表現集じゃなくて、実際に街に出かけて海外の生活感が見えたりするし、勉強の合間に見てほっこりしてました。
好きなジャンルの海外チャンネル
旅が好きなら世界のバックパッカーをVlogで追うとか、ゲームが好きなら、海外実況者のプレイを視聴するとか。
キャンプ、バイク、ファッション、おもしろ実験動画などなど自分の趣味から選ぶと飽きないですし、その人の口癖とか、特化ジャンルでよく使われる表現とかも勝手に覚えていきます。
【TED Talks】英語プレゼンの勉強にオススメ
普通に日本語字幕で見てても人生の糧になることばかりなので英語の勉強関係なくオススメ。何よりテーマが面白いですし、英語がネイティブであろうとなかろうと、皆さん英語のスピーチがホントに素晴らしく、そのプレゼン力に圧倒されます。
プレゼンテーションの組み立て方もそうですが、英語独特の間の取り方やユーモアにも着目して視聴してみてください。
4 reasons to learn a new language
母国語が英語の人向けのプレゼン内容ですが、英語→日本語、外国語→英語に置き換えて聞いてみると英語学習のモチベアップにつながるかもです。
英語が世界の共通語となりつつある現在において、なぜ別の言語を学ぶ必要があるのか?いやいや「今」ほど外国語を独学するのに適した環境はありませんよ?というお話。
The art of misdirection
もしあなたが注意力を自由に操れるなら何をしますか?これマスターしたら敏腕スリ師になれます笑。エンタメショーとしても秀逸。
The loathsome lethal mosquito
蚊を根絶させても誰も困らないはずなのに、何が問題なの??こちらは【TedEd】(Ted Talks提供のアニメーションを使った教育ビデオ)から。
テーマは科学・IT・哲学などおもしろそうなのが多くて、ほとんどが3~5分程度でまとまってるので気軽に見れます。アニメーションもわかりやすいし毎回かわいいんですよね。
【Udemy】あらゆるジャンルを「英語で」独学する
自分が勉強したいことを「英語で」独学するスタイル。プログラミングとかデザイン・画像編集とかは本で勉強するより、動画を見ながら手を動かして覚えた方が効率がいいので特に人気ですね。
英語講座だとライティングテクニック系とかスピーキング・発音が特にオススメです。あと英語以外のマイナーな言語も結構揃ってまして、私は今オランダ語のコースを受講してます。マイナー&需要ない言語は参考書が売ってないのでホント助かる…
基本有料になってしまうのですが、カリキュラムもレッスン数もかなり作り込まれていて、外部セミナーとかスクールとかよりよっぽど安いです。あと受講対象者が世界中にいることが前提なので、英語もゆっくりと、クリアに話してくれる講師が多いです。
日本語対応の英語講座もありますが、まだUdemyの日本市場が小さいため講座数が少ないです。英語の教材というよりは英語学習のノウハウ系を日本語で解説してくれる感じですね。
まとめ
今回は、過去7年で私が使用してきた数ある教材の中で本気でオススメできるものだけを紹介させていただきました。
英語をはじめ、語学学習のいいところは良質な教材は何十年経っても良質なまま使い続けることができる点ですね。加えてスマホアプリやWebサービスの発展によって学習手段が多様化してきて、どんどん独学しやすくなってます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。それでは(=゚ω゚)ノ