文法だけで英語が喋れるようにはなりませんし、TOEIC満点も難しいですが、文法はスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング全てにおいてレベルアップの要となる大事なスキルです。
この記事では、英文法大好きな筆者がこれまでに読んできた多くの文法書や問題集から英語学習者向けにオススメの3冊を紹介します。
私が実際読んでみて良書と思えたもの・重宝したものは他にもありますが、今回は英語学習者として必要な文法を最短で身につけることができる3冊に厳選しました。
本記事の内容
- 文法を確実に身につける3ステップ
- 文法を最速で身につけるオススメの本3冊
英文法を身につけるための3ステップとそれぞれに対応する本を紹介しますので、文法をイチからやり直したい方やマスターしたい方は参考にしてみてください。
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文法を確実に身につけるための3ステップ
文法事項を網羅します。
「ここで網羅できるならSTEP.1飛ばしてよくね?」
そうなんですけどいきなりここから始めると覚えることが多すぎて挫折する可能性があります。100ページ中70ページは知ってる内容ってくらいの方が学習がスムーズに進みます。

文法を最短で身につけるオススメの本
これから英語の勉強を始める方や中学英語からの復習が必要な方は①から、基本的な文法は大体理解しているという方は飛ばして②から始めてください。
① 英文法の基礎を総復習【キク英文法】
これ一冊で一通りの英文法を身につけることができる良書です。初心者向けに細かい解説を削ぎ落として最低限必要な分だけにしているため、完璧にはなりませんが土台作りはこれでOK。
例文が簡単な単語で構成されていること、また文法の解説が詳し過ぎず、「例文を聞く→文法解説を読む→音読」の繰返し学習で感覚的に文法を理解できるところが良いです。
1周目は解説に多少わからない部分があるかもしれませんが、2周目、3周目とすると不思議と理解できるようになってきます。
キク英文法の使い方については下記に詳しくまとめていますので、これから文法を勉強し始める方は是非参考にしてみてください。
【初心者向け】英文法を定着させる効果的な反復勉強法
② 文法事項を網羅【TOEIC TEST 文法別問題集】
文法に自信のあった私をシバいてくれた本です。ある程度デキると思っている方も是非この本にチャレンジしてみてください。
TOEIC向け問題集と言いつつ、質の高い780問と分厚い解説書で文法事項を網羅できる1冊となってます。高校の文法書を熟読するよりもこの問題集を何度も解く方がよっぽど早く英文法が身につきます。
文法テキストはあれこれ手を出してきましたが、これを終えてからTOEIC Part5, 6の文法設問はほとんど全問正解するようになりました。
ちなみに旧式なのでPart6は間違い探し問題ですが、文法を”なんとなく”理解してるだけだと全然解けません。
参考書代わりにも使えるので、バイブルとして持っておいて損はないです。
③ 文法の反復練習には【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】
中上級者が弱点を埋めていくためのPart5, 6仕上げ問題集です。良質な文法問題を大量に解いて反応速度を上げていきます。
またTOEICの文法問題としてもこれ1冊を完璧にやっておけば十分ですが、解説・語注が少ないため、初級レベルの方がいきなり手を出すのはオススメしません。
活用方法については以下の記事からどうぞ。
【文法問題でる1000問で解説】解くスピードを上げるほど正答率も上がる
TOEIC対策の文法問題集は他にも良書がいくつかあり、私は通勤時の時間つぶし用に特急シリーズをループしてました。本書でまだ物足りない方は下記もどうぞ(上級者向けです)。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
新TOEIC TEST パート5 特急 400問ドリル
*TOEIC自体は本書(でる1000)1冊で十分カバーできますのでご参考まで。
文法学習はさっさと終わらせるべき
文法が大事なのはわかってるけど勉強がつまらん。と思っている方こそさっさと終わらせて、英会話や好きな洋画を楽しむべきです。
一度完璧に身につけると改めて勉強やり直しする必要もないですし、文法のことを気にしながら勉強しないといけない苦痛からも解放されますヨ♪
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