英会話上達にはクイックレスポンスが欠かせない【オススメ教材も紹介】

「友達とおしゃべり中、言いたいことがあったのに英語でなんて言うかわからず、そのまま次の話題に切り替わってしまった」「とりあえず喋ってみたものの適切な表現でなかったらしく上手く伝わらなかった」

私が過去に何度も経験してきたことです。上記の問題を解消するトレーニングを解説します。

本記事の内容

  • 英会話の上達にクイックレスポンスが必要不可欠な理由
  • クイックレスポンスの練習方法
  • クイックレスポンスのオススメ教材【日常英会話向け3選+α】

英語を勉強していると、身の回りで起こる様々なことに対して「これって英語でなんて言うんだろう?」と思うことが増えてきますよね。

それが一人でふと思いついたことなら後から調べればいいですし、それがメールならじっくり時間をかけて考えることができますが、それが相手と対面している会話中だったらそうはいきません。

本記事では、日本語から英語への高速変換で言いたいことを英語で表現できるようになる練習「クイックレスポンストレーニング」を紹介します。

英会話の上達にクイックレスポンスが必要不可欠な理由

例えば以下の日本語を英訳できますか??

  • 昨日元カノにバッタリ会ってしまった…
  • 海外転勤になるって?(聞いたよ)
  • とりあえずビールにしましょ٩( ‘ω’ )و

会ってしまったってことは恐らく偶然だから”accidentally”とか”unexpectedly”かなぁ。バッタリはどう表現するんだろう?

「条件反射的に英訳できなかったならアウトです。」

模範解答は下記。難しい単語が使われているわけでもなく、見たら「なるほど」って感じですよね。

昨日元カノにバッタリ会ってしまった… I bumped into my ex-girlfriend yesterday…
海外転勤になるって?(聞いたよ) I heard you are being transferred abroad.
とりあえずビールにしましょ٩( ‘ω’ )و Let’s start with beer ٩( ‘ω’ )و

日常英会話ができないのは「使える英語」を習っていないから

身の回りで起こる日常的な出来事を英語で話せるようになるには、それに関連する単語や慣用表現を知っておく必要があります。

ビジネス、政治、司法、環境、医療などのトピックを取り扱う教材が多くあっても、日常的な出来事や動作をメインにした教材って少ないんですよね・・・目に付く確率(機会)が圧倒的に低いんで、それを最初から手に取る英語学習者も少ないんじゃないかと。

あんなに英語学習を継続してきて文法や単語もそこそこ自信がついてきたのに、日常会話もままならないなんて…( ´Д`)

TOEICや英検など試験対策をバリバリやってきた英語学習者は特にここでショックを受けやすいかと思います。

でもそれは別に勉強方法が間違ってるとか、語学の才能がないとかいうわけではなく、ごくごく当然のことなので気にしないように!!できないんじゃなくて「まだ習ってないだけ」ですので。

いくら考えても正しい英訳はひねり出せません

ある言語を他の言語に変換するときはそもそもの意味に立ち返って考える必要があります。言語は気候や文化、しきたりに密接に関連しているので、お互いに直訳できないのは当然のこと。

例えば日本語は物事を比喩的に表現することが多いのですが、英語は写実的に表現する傾向があります。「雲の上の存在」を”on the cloud”とは言いませんし、「煙たがられている」を”smoky”とも言いません。

要は「知っているか否か」というだけの話です。

「使えるレベル」になるにはクイックレスポンスが不可欠

会話において、学生時代に英語の授業でよく言われた「前後から推測」というやり方は通用しません。理由は簡単で「会話が進まないから」笑。

英語で何かを書くときはググりながら日本語から英語に変換して書けばいいです。でも話しているときはその変換を一瞬でしなければならないので「前後から推測」とか悠長なことは言ってられません。

「英語ではどう表現するんだろう」と立ち止まることは頻繁にあるので、単語本来の由来をいちいち調べたり、前後の文脈から意味を推測したりとしていては、会話が止まるのもそうですがなかなか上達しません。

「この場面ではこの表現を使う!」「このセリフは英語ではこう!」とまるっと使える表現を増やしていくのが英会話上達の早道、その方法がクイックレスポンストレーニングというわけです。

日本語を習得しているネイティブスピーカーに「これって英語でなんて言うの?」と聞けば確実に正解が返ってきますが、「おぉ〜なるほど」で終わってしまうとそのうちすぐに忘れてしまいます。脳みそに刷り込みまくって、ここぞと言う場面でサッと使えるレベルにまで持っていくことが必要です。

クイックレスポンスの練習方法

教材にも寄りますが大体は下記のように進めます。普段から音読やシャドーイングのトレーニングを取り入れている方は、普段やっていることを日常表現に置き換えてクイックレスポンスを詰めるだけです。

まだ英語学習を始めたばかりの方はSTEP.1~.4で時間を取ってしまうかもしれませんが、自分で使える表現が増えていくとモチベーションも上がるので少しずつ頑張りましょう٩( ‘ω’ )و

クイックレスポンス法の手順

STEP.1
日・英の例文をチェック
表現や単語の意味を確認します。文法でわからないところがあれば次に進む前に調べておきます。
STEP.2
日→英の順で音声を聞く
発音やリズムをチェックします。不明瞭なところや自信のないところがあればもう一度音声を聞き直します。不明瞭かどうかは一度自分で英文を読み上げてみると確認できます。
STEP.3
英語音声をシャドーイング
ネイティブの音声とそっくりに言えるようになるまで口に馴染ませます。難しければ最初は英文を見ながらでも構いません。
STEP.4
英語を音読
音声を聞かずに自信を持って発音できるようになるまで何度も音読します。
STEP.5
日→英のクイックレスポンス
日本語を見て即座に英語に直せるようになるまで練習します。途中で詰まったり上手く発音できない箇所がある場合はSTEP.4に戻ります。

クイックレスポンスのオススメ教材【日常英会話向け3選+α】

1. バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング

英会話初級者向け。中学レベルの基本文法を徹底的に叩き込むどんどん話せるようになる瞬間英作文トレーニングの後継書です。

get, make, haveなど14の基本動詞についての解説に加えて800以上の例文が収録されています。基本動詞を解説した良書はこれまでにもありましたが、例文をこれだけ収録したトレーニング本はありませんでした。

これ1冊で完璧というわけではありませんが、身の回りの動作はそれなりにカバーできていると思います。

シリーズを通して相変わらず「ネイティブはそんな言い方しない」といったレビューを見かけますが、本書のコンセプトは「動詞や前置詞の本質的な意味をイメージし、基本動詞を瞬発的に使いこなせるようになる」ことなのでそこは割り切って使えばいいかなと。

確かにこの動詞を使うために無理矢理作った感がある例文もありますが、間違った英語が書かれているわけではないので、ネイティブに指摘されたら直すくらいの感じで全部覚えましょう。

English Journalの日常表現クイックレスポンス

毎月あるテーマに沿った英語表現を取り上げてくれるキムタツ先生の連載コーナーです。意外と知らない身の回りの出来事、痒いところに手が届きまくりのフレーズ集。

例えば街の中の出来事編だと

歩きながらスマホをするのは危ないよ It’s dangerous to use a smartphone while walking.
送迎バスは駅の北口から出ます The shuttle bus departs at the north exit of the station.
銀行口座を解約しにきました I’m here to close my bank account.
コンビニ前でたむろしている奴らがイヤだ Guys hanging out in front of convenience stores are annoying.

上記4フレーズ含めて計10フレーズと関連ワード・表現10つが毎月収録されています。他のテーマにはお酒の席や健康、スポーツ、人付き合いなど。まだ連載が始まって1年も経ってないのですがまとめて書籍化してほしいレベルです。

とは言っても、このコーナーのだけに買うのはちょっともったいないので、English Journalに興味がある方はとりあえず1冊どうぞ。

English Journal 最新刊を調べる

スタディサプリEnglish日常英会話コース

初心者から中上級者までオススメできる最強の英語教材。私が試してきたあらゆる英会話教材の中で内容、ボリューム、コスパ全てにおいて最強だと思います。

詳しいレビューは下記記事からどうぞ。
【解説】スタディサプリEnglish日常英会話コースの内容・効果【英語教材の完成形】

開始レベルは7段階に分けられておりそれぞれ240レッスンを収録。各レベル1つのストーリーをドラマ形式(会話)で追っていくようになってて、ドラマを240シーンに分割したという感じ。

ダイアログ(会話)なので出てくる全てのフレーズが日常会話そのものですし、初級レベルでも意外と言えない身の回りの表現や単語が出てきます。英会話を上達させたい全ての学習者にオススメしたいアプリです。

内容理解、ディクテーション、重要構文・文法のレクチャー、発音チェック付きのスピーキング練習、そして仕上げにクイックレスポンスと、用意されたレッスンを進めていくだけで先ほど紹介した手順通り理想のクイックレスポンストレーニングができるようになっています。

レッスン内のセリフから重要表現を1つ抜き出し、それを使った例文を5 パターン練習します。最初は英文を見ながらお手本音声に続いて練習、その後は日本語だけを見て英訳を口に出して録音します。

クイックレスポンスを含めて全てのトレーニングでタイマーが表示されるので、アプリを開けば半強制的に負荷がかかるようになっているのもいいですね。

無料体験で7レッスン(各レベルの最初のレッスン)丸々受講できるので一度お試しあれ(^ ^)

リクルートの公式サイトで「スタディサプリ ENGLISH 日常会話コース」の詳細を見る

+α:オリジナルクイックレスポンス表現集

普段生活していて「こういうときって英語でなんて言うんだろ?」と思うことって、その場限りじゃなくて今後も自分が使う可能性が高いフレーズだと思うんです。それを紙のノートでもスマホのメモ帳でもいいんで、日・英のオリジナルクイックレスポンス集を作っておくといいです。

私の場合、テレビを見ながら「もし隣に外国人が座ってるとしたら今の面白さは英語でどうやって説明したらいいんだろう・・・」みたいなことをよく考えています。堅く丁寧な表現を使うニュース番組に比べて、くだけた表現でテンポ良く会話をするバラエティ番組を英訳するのってかなり難しいんですよ。

翻訳トレーニングをしつつ、その場で英訳できなかったものは調べて表現集に書き足していきます。日本語もできる英語ネイティブの方に聞ければ一番いいのですが、私はDMM英会話のuKnowというサイトで確認しています。

テレビ以外でも自分の好きな分野であるゲームや機械、旅行のことなどに焦点をあて、自分が今後使いそうな表現を積極的に拾うようにしています。「自分に必要な英語を話せるようになる」ことが一番なので。

ということで、英会話を上達させたいけど勉強の仕方がわからない方、伸び悩んでいる方は日々の英語学習にクイックレスポンストレーニングを取り入れてみてください。

今回はこんな感じで٩( ‘ω’ )و