TOEIC向けのオススメ単語帳3選。効果的な勉強の仕方も解説

高校の頃、英語の山田先生が「誰でも20回見たらその単語は覚えられる」と言ってましたが実際その通りです。

出会う回数が多ければ多いほどその単語を早く覚えることができ、また記憶に定着しやすく忘れにくくなります。

本記事の内容

  • 良質なTOEIC向け単語帳の選び方
  • オススメのTOEIC向け単語帳3選
  • 単語帳の効率的な使い方、勉強の進め方

この記事を書いている私は単語帳大嫌い人間でして、ボキャビルは多読でカバーするつもりでした。単語帳に手を出したのはスコア800台以降、900越えを目指したときです。(無事に1ヶ月で930取れました。)

特定の範囲の単語を覚えるにはそれに特化した単語帳に頼るのが有効です。

良質なTOEIC向け単語帳の選び方


後でご紹介する単語帳の共通点、選定したポイントをまとめています。本屋さんに行って自分でじっくり選びたいという人はここでの選び方基準を参考にしてください。

単語帳を選ぶときのポイント

  • TOEICに特化した単語帳であること
  • 見出しの単語1つにつき例文、解説が短いもの
  • TOEICの出題傾向を知り尽くした著者によるもの

TOEICに特化した単語帳であること

TOEICはトピックスがビジネスと日常会話や手紙に限られているため、TOEFLやIELTSなど他の試験に比べて単語の出題範囲はさほど多くありません。

良書と言われるDUO3.0は大学受験用であり、TOEICに出ない単語やフレーズも含まれているためNGです。TOEICに出るものだけを覚えればいいので、英検用、TOEFL用の単語帳を使い回すのもやめましょう。

長期的に英語を学習する人からすると「覚えなくていい単語なんてない!!1冊で全部マスターしたるで〜!!」と意気込まれるかもしれませんが、TOEICを受けるならTOEICの問題集とTOEICの単語帳を使いましょう。

見出しの単語1つにつき例文、解説が短いもの

この例文やフレーズは短く、簡単な単語で構成されているほど良いです。

300〜1000語の単語を覚えないといけないわけですから、1つの見出し語に対して情報が多すぎると覚えるべき単語そのものに意識がフォーカスされませんし、進めるのに時間がかかります。

単語は時間をかけて1つ1つ噛み締めて覚えるよりも、多少雑でもいいので短期間で何周もループする方が速く多く覚えられます。

TOEICの出題傾向を知り尽くした著者によるもの

TOEICに出題される単語は「この中から出します」と公式に決められているわけでなく、TOEIC単語帳は著者が過去の受験経験に基づく予想で作成されています。

つまり受験回数が多い著者ほどデータの蓄積量が多く、より良質な単語帳を作成することができます。

今回紹介する単語帳の著者は10年近くほぼ毎回TOEICを受験している方ばかりです。単語1つ1つの出題頻度レベルを把握しており、またTOEIC中で実際に使われるフレーズや文章を例文に使用しています。

TOEIC向け オススメの単語帳3選

ご紹介する単語帳

  • TOEIC L&R 出る単特急 金フレ銀フレ:フレーズで覚えたい人向け
  • 新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー:例文で覚えたい人向け
  • TOEICテスト英単語 出るのはこれ!:パート別に弱点克服したい人向け

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ・銀のフレーズ

特急シリーズでおなじみTEX加藤先生の単語集。

TEX先生は2010年よりTOEICの専門講師になられた方ですが、現在までTOEICをほぼ毎回受験しており、しかも連続990点満点を取り続けています。

TEX先生の著書をやりこんだ後に実際にTOEICを受験してみると、出題頻度や出題形式・パターンなど本当によく分析されていることがわかります。

この単語帳の一番の特徴は、見出し語に対して例文でなくフレーズが掲載されているところです。フレーズは全て7語以内で構成されており、TOEICによく出てくる表現ばかりです。

ロングセラーの金フレは600以上から満点を目指す方、2018年に出たばかりの銀フレはTOEIC初心者から600点を目標とする方が対象となっています。

新TOEIC TEST 出る順で学ぶ ボキャブラリー990 ハンディ版

こちらは初級から中上級まで1冊で仕上げられるようになっています。フレーズじゃなくて例文ごと丸覚えしたいという方はこれ。

神崎先生も2000年以降ほぼ毎回TOEICを受験し続け、特急シリーズをはじめ質の高いTOEIC対策書を多く残しています。

TOEICの最新傾向を常々研究・分析されているので、実際に試験に出る例文が使われており身につきやすいです。

TOEICテスト英単語 出るのはこれ!

「千本ノックシリーズ」の著者である中村澄子さんも10年以上TOEICを毎回受験されています。

多くのTOEIC単語帳が出題頻度別に構成されているのに対し、本書はパート別に頻出単語が収録されているのが特徴です。

特定のパートが苦手という方はこの単語帳を使うことでスコアアップしやすくなるかと思います。他の単語帳に比べるとちょっとサイズが大きいですが。

単語帳の効率的な使い方、勉強の進め方

並行して公式問題集やTOEIC模試を解く

単語は何度も出会い、使用することで記憶に定着します。模試1回分の中にも同じ単語や表現が何回も出てくるので、単語帳だけを何周もするよりも演習と合わせたほうが少ない周回で済みます。

私自身、スコア850までは単語帳は使わず模試演習ばかりしていたので、600〜700付近で停滞している方は一度公式問題集に向き合ってみてもいいと思います。(下記記事参考)
TOEIC:公式問題集だけでもスコアは伸ばせます【やり込み方法】

あと単語帳ばっかり見てると飽きますし。(とは言え、公式問題集も模試も同じようなトピックばかりでそのうち嫌になってきますが。飽きるほどやりこまないとなかなか定着しないんですね。。。)

1日に2周以上できる量に分ける

人間は新しいことを覚えても次の日には6割忘れると言われています。何度も繰り返すことで記憶が定着し忘れにくくなるとのこと。

「1000語収録されている単語帳を毎日100語ずつ10日で1周する」というやり方はしないように。

200〜300文(フレーズ)を1区切りとして、それを覚えたら次の200文という風に進めていけばいいと思います。

2時間後、翌日、1週間後、1ヶ月後のタイミングで復習を入れると記憶が定着しやすいので、次のセクションに進んでも適宜前のセクションの復習を入れたいところです。

300語覚える際の1週間のスケジュール例

  • 1日目:1〜100を勉強、2時間後(その日のうちに)復習
  • 2日目:101〜200を勉強、1〜100を復習、2時間後101〜200を復習
  • 3日目:201〜300を勉強、101〜200を復習、2時間後201〜300を復習
  • 4日目:201〜300を復習
  • 5日目:1〜300を復習
  • 6日目:1〜300を復習
  • 7日目:1〜300を復習

あくまで一例です。1日当たりの量をもっと減らしてもいいですし、1〜4日目を2回繰り返してもいいです。

計画を詰めすぎると達成できなかったときにヘコむのであまり計画は細かく立てないように。

日本語訳を覚えようとしない

単語帳に限らず英語教材のレビューで「日本語訳が少なく不親切とか意訳が不自然」とか見かけることがありますが、そもそも日本語訳なんて本来は必要ないです。

まず第一にわからない単語や文法があったら調べましょう。スマホでググるだけです。辞書を引かない人は英語力は伸びません。

自分で調べるという行為は記憶に結びつきやすく、私も洋書を読んでいて同じ単語を何度も辞書で引いてしまうのですが、単語帳よりずっと速くずっと少ない回数で覚えられています。

また正しい日本語訳を求めること自体、英語を勉強する上で不必要でむしろ英語習得の妨げになっていると思います。学校のテストや大学受験で出る「和訳せよ」がよろしくないですね。

英語を頭の中で理解できればいいだけで、そこから正しい日本語に変換する必要はないです。(意味不明かもしれませんが他に説明がつかないです。英語力がついてくるとわかるようになります。)

シャドーイングを取り入れるとより定着します

シャドーイングすることで単語、フレーズ、例文が定着し、瞬時に意味が理解できるようになります。また日本語離れする手段でもあります。

シャドーイングは初心者には難しいトレーニングのように思えますが、単語帳の例文は短く一文ずつ読まれるのでむしろ初心者向きだと言えます。

最初はスクリプトを見ながら音声と同じように音読。スラスラ読めるようになったらシャドーイングに進みましょう。

声に出さず頭の中で繰り返すサイレントシャドーイングでも十分効果がありますので、自習室の中や電車の中でもできます。

*自宅など声を出せる環境の時は、声を出してシャドーイングしましょう。

単語は1日で楽に覚えられるものではないので、根気強く継続して勉強する必要があります。

単語帳をやっていて一番苦痛に感じるのが「単語を覚えないといけない」という意識です。

急がず少しずつスコアを伸ばせれたらいいなーという方は、公式問題集や他の問題集を進めながら、単語帳は辞書代わりに使うくらいの方が自然に単語やフレーズが定着していくかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です