社内Toeic(IPテスト)を導入している企業は多くあるようで、私の職場でも年に何回か実施されています。これまで散々Toeicの勉強はつまらんと言い続けてきましたが、社内ルールでスコア900以上取得するとお給与に少〜しだけ色が付くのです。
ということで900超えを目標に1ヶ月間少し気合を入れて対策し先日仕事終わりに受験してきました。結果は、、、
チャラン♪
930(L:490, R:440)でした〜。
今回は900超えに至るまでの勉強方法をご紹介したいと思いますが、基本的にはこれまでに紹介した勉強法が軸となっています。900超えを目指す方だけでなく、これからToeicの勉強を始める方も過去の記事と合わせて是非お役に立てていただけたらなと思います。
Toeic地獄脱出ガイド
特に連載物というわけでもなかったのですが本シリーズもこれで最終記事になります。
- 嫌われ者のToeic:上手に付き合えば無駄じゃない!!
- 英文法を定着させる効果的な反復勉強とそのタイミング
- 公式問題集1冊でOK!!1冊やり込み法で目指せ高スコア
- 文法1000本ノック!!スピードを上げるほど正答率は上がる
- プラスα速読トレーニングでPart7をぶっちぎる
- チリも積もればハイスコア?通勤中のスキマ学習やランニング中のナガラ学習
- 脱出成功!!Toeicスコア900超えを達成した1ヶ月間の勉強法 ←今ココ
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Toeic対策概要:はじめに
今回の勉強期間は約1ヶ月でしたが時間にすると大体80時間(通勤時などスキマ時間を除く)程度です。参考になるかわかりませんが受験歴はこんな感じ↓
- 初回 730(L: 400, R: 330):オーストラリアから帰国翌日(対策なし)
- 1ヶ月後 815(L: 450, R: 365):がっつり勉強
- 1年後 850(L: 475, R: 375):全く勉強せず
- 3年後 930(L: 490, R: 440):直前1ヶ月だけ勉強
地味〜に徐々に上がってますが年月だけ見ると900超えまで3年がかり笑。まぁでもいっぱい勉強したらその分だけスコアも伸びるんですねToeicって。分かりやすい。
あと1000時間ヒアリングマラソンを購読していたこともあって、英語力の底上げはそっちの恩恵が大きいかと思います。
また勉強時間のうちの8割以上はリーディングに当てています。リスニングは何もしなくてもそこそこ取れるかなと思ってたのと、過去の受験歴からしてもリーディング対策に重きを置くべきなのは明らかでした。
リスニング対策
使用した教材は公式問題集のみです。一通り解き終えた後の復習のポイントを示しておきます。
Part1,2は1回目で少しでも聞き取れなかった部分があればその設問をプレイリストに保存していき、スキマ時間に聞いて復習するのみです。聞き流すのでなく(サイレント)シャドーイングすると自分がちゃんと聞き取れているかどうかわかります。わからなかったところは家に帰ってからパラパラっとスクリプトを確認。
Part3はディクテーション→シャドーイング→音読、Part4はオーバーラッピング→音読をそれぞれスラスラできるようになるまで繰り返すのみです。ナレーターによっては話し手が入れ替わるたびに反応が遅れてしまいPart3には苦手意識があったため少し多めに時間をかけました。対してPart4はサボり気味で覚えたい単語が出てきた設問のみ気まぐれでやっていました。
リスニング対策はこれくらいです。Part3のディクテーション以外はほぼスキマ時間や息抜きでやっていました。
結果は490点。3〜4問ミスったようです。心当たりがあるのはPart3でまるまる1セット(計3問)流れていった(聞いても全部右から左へ抜けていく状態)のと、Part4で聴き逃したのが1問ありました。集中力のなさよ。。。Toeicは単語と出題パターンの幅が決まっているようで、公式3冊分を完璧にしておくと9割方は網羅できるようです。実際本番でわからないところもなく、今回は運も手伝ってくれているかもしれませんが、アビメを見る限りではPart1, 2は全問正解しています。
リーディング対策
以下の教材を今まで本シリーズで紹介した方法でとことん詰めていきます。ざっくり言うと丸覚えするくらいのやり込み。
公式問題集 3冊
まとまった時間が取りにくかったため、小分けに解きました。本番形式(200問通し)で解いたのは2回分だけです。(2時間ぶっ通しで集中力を保つことに慣らしておくため。)
小分けに解いた場合も基本的には同じやり方です。リスニングは前述した通り、リーディングはスピードは常に意識するが飛ばし読みは絶対にしないというルールの下、問題を解く→精読→音読を繰り返すのみです。
新Toeic L&Rテスト 文法問題でる1000問
過去に使用したことのある教材です。新形式用に30問ほど追加されたようです。
今回は本編を前から解いていきました。解説が本編についているのでランダム冊子の方だと解説ページを飛び飛びで探さないといけないのでミスが多いとそれだけ時間がかかります。またダウンロード音声もランダム版トラックが用意されていませんでした。
ということで1ヶ月でこなしたメニューがこちら↓↓
- 1周目:本編を全問
- 2周目:1周目で印がついた問題だけ
- 3周目:ランダム冊子を全問
- 4周目:3周目で印がついた問題だけ
10〜15分を1セットとして1問17秒以内(目標は1問平均15秒)のペースで解きます。タイムアタック中は設問の全文を読み終える必要はなくわかった時点で回答して次に進んで大丈夫です。終わったら音声を聞きながら音読して復習します。時間があればプレイリストを作成してスキマ時間に聞いておくと単語を復習することもできます。
新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6
これはおまけレベルですが通勤中にも何かやりたいな〜と思ってKindle版でも活用できる特急シリーズの中から900点文法を選択。特急シリーズは1冊あたりの分量がそんなに多くないのでループ学習に最適です。旧式タイプのためPart6は文章埋め問題がないverですが、他とPart5の内容はでる1000から中上級の設問をピックアップした感じです。
1周目じっくり読んでも3時間かからないくらい。以降はひたすらループします。設問や解説中の単語も覚えてきたところで音読やシャドーイングに切り替えます。
通勤中(片道1時間弱)のみで2週間で5周、6周できます。続編も出版されていますが、でる1000でカバーできる内容だったので欲張らず1冊に絞りました。解説や派生単語はこちらの方が親切なので時間のある方は第二弾の方もどうぞ。
結果は440点。Part5, 6の文法問題は勉強した甲斐あって100%達成、その代わり語彙問題で結構落とすという(自覚あり)。5分残して解き終えたのですが、少し慌てて読みすぎたかなと思います。特にPart6は反則の飛ばし読みをしてしまい内容もほとんど覚えておらず。Part7は読んでも読んでも全く頭に入ってこないようなトピックもなく、単語で詰まるところもなかったです。
感想:やっぱり単語は大事だよね
Toeicについては長らく受験も対策も全くしておりませんでしたが、今回の1ヶ月間でこれだけは達成しようと掲げていた目標があります。それは・・・
公式問題集(3冊分)に出てきた単語を全て覚えること。
これだけ??
です笑!!
他に使用した教材の無理して覚えなくてOK。まー1ヶ月だとこんなもんでしょう(甘)。単語学習も暗記行為も大嫌い(大の苦手)な私です。少しくらいわからない単語があっても内容把握できないとダメ、1回1回立ち止まってるようじゃダメ、と屁理屈でごまかしてきました。
でも知らない単語あるとやっぱスピード落ちるし、内容把握に影響することだってあります。まぁ当たり前か。全体の速度が落ちるというよりそこで一瞬目が止まってしまうという感じ。仮に内容把握に大きく影響することはなくても、知らない単語はない方が良いに決まってます。
覚えるといっても精読と音読をひたすら繰返すだけです。単語は暗記できないのに文章ごと覚えるのは苦痛じゃないという不思議。実は金フレも購入してたのですがサーっと1周したきりで終わってしまいました。TEX先生著と言えどやっぱり単語帳は苦手です。
短期間ではありますがしっかり勉強したので、またしばらく英語は日常生活で自然に触れる程度に戻ります。今後またやる気が出たら何らかの試験にトライしてみようかと思います。
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