ブログを始めてから気持ちよく執筆できるシンプルなテキストエディタはないもんかと探し続けていました。高機能であることに越したことはないけど、多機能すぎてごちゃごちゃするくらいなら要らないし、じゃあシンプル・イズ・ベストで文書作成さえできればいいのかと言われるとそれじゃ不都合もあるし。
自分に必要な機能だけが搭載された好都合なエディタは転がってないもんかといろいろと試し続けた結果、しっくりくるものに出会うことができました。
それがBearです!!
しっくりきたと言うよりただただ一目惚れだったのですが、使ってみるとやっぱりいい!!文章書くと気持ちいい!!
そんなBearをご紹介。
Bear – 美麗なノート作成・テキストエディタアプリ
Apple Store Best Apps 2016に選ばれてたみたいですね。なのに何でもっと序盤に見つけられなかったんでしょ。日本語対応に時間差があったから?
シンプルなのに地味じゃない!!魅せるデザイン
インストール後のオープニング画面。何かやさしいですよね。うん、やさしい。落ち着く。癒される〜。まずテーマ内で使用されている基本カラー数が少ないことに気づくかと思います。文字を打ってて離れたところに目がいかない。
でも何に魅せられるかって色彩が基本的に淡いんです。だからやさしい。目がチカチカせず落ち着いて文章を書ける。初っ端このデザインに惚れちゃったわけでございやす。むやみやたらと色付けしない。私もこれ参考にしましょ。
私はこのデフォルトの淡赤が好きなのでそのまま使ってますが、他にもテーマがいくつか用意されています。
最近のアップデートで追加&解除された青色も涼しくってこれも気持ちぃ〜。落ち着きます。
Markdown記法に対応
Markdownが好きって言う人が結構多いので、使えるもんなら使ってみたいという無くてもいいけどあると良いんだなぁ、、、み○を。だった候補。
Bearにもしっかり入ってました。
初心者に嬉しいナビゲーション付ですが、本当に必要最低限の装飾だけを選び残してくれています。私はあんまり使用しませんがテーブルがあれば尚良かったでしょうか。こんな感じで別窓に切り離せるので、これからMarkdown使っていきたいという方でも覚えるまで隣に置いておけばカンニングできます。スニペットツールを入れてから見出しくらいしか使わなくなりましたが。
アプリ内でのファイル管理
Bearのファイル管理はノート一覧とタグ分けのみ。”#”が入っている単語を自動認識して拾ってくれるのでノート内のどこに挿入してもOK。
こんな感じにタグ単語内にスペースがある場合は両サイドを”#”で括り、階層をつけたい場合は”/”で区切れば反映されます。最初は2階層までしかできなかったのですが、アップデートで改善してくれました。
アプリ内で管理が完結。しかも楽チン。これ今回エディタを選ぶ際に一番欲しかった機能です。1つの記事に集中して書き上げることもあれば、気分転換や思いつきで複数のネタを行き来することもあるので、ファイル整理しやすいもの、すぐ引っ張り出せるものが欲しかったのです。Evernoteみたいな感じで。もともとEvernoteは箇条書きや備忘録など雑多メモとして使っていました。今も。
外出中にネタやちょっとしたアイデアはEvernoteにメモ、さぁ今から書くぞ〜という時にはBearを使っています。というか私iPhoneもiPadも持ってないので、自宅で腰を据えてって時しかBear使えないんですよね。
ちなみにMacとiOSでの同期は有料版Bear Proにアップグレードする必要があります。
有料版Bear Proが必要なケース
家でも外でもMacでもiPhoneでもBearをガンガン使用してデバイス間同期したい方は必須。またPDF、HTML、docx、jpgに出力したい方もアップグレードしておきましょう。
継続課金制ですが、月額150円のなんとも良心的なお値段。
使用可能なアプリテーマがアンロックされたり(お値段良心的〜とか言いつつ私はまだ無課金なので鍵かかってます。)
そのほかサーチトリガー”@“を用いたノート検索機能がブーストされます。
Bear’s search triggers are: `@todo, @task, @done, @code @tagged, @untagged, @files, @images, @attachments`.
[Check out this video] to see Bear’s search features in action.Finally, you can use double quotes to search specific phrases, such as `”bear is cool”`
例えばタグなしメモなら”@untagged”、添付ファイル込メモなら”@files”、画像ありなら”@images”と検索バーに入力すると一斉検索されるという機能。さらにダブルクォート””で囲んだフレーズ検索ができますよと。
今のところ必要ないですが、記事数が増えてきて必要性が出てきたら私もProにアップグレードするつもりです。
軽快なステップ!!そのほか動作・機能に抜かりなし
総じて動作もすごく軽快です。さっと出してさささーっと書けてさっと閉じるとオートセーブ。画像もドラッグ&ドロップで挿入できます。実際ブログをアップするときは画像は別作業で処理してますが。
そしてこの文字カウンターや読了目安時間がすぐ確認できるのもブロガーには何気に嬉しい機能。
執筆に集中したいときはファイル管理やノート一覧のカラムを非表示にすることができますし、テキスト内のURLをデータ認識してページタイトルを自動入力してくれることで見た目もスッキリ。(解除設定も可)
こんなところでしょうか。使ってない機能もありますが、使わなくても邪魔にならないように設計されてるような気がします。
Bearには執筆という言葉が似合う
いかがでしたでしょうか。魅力を伝えたくてついつい書いてしまったという感じです。
この”つい書いてしまう”という状態を作ってくれるのもBearのおかげだと思います。文字を打つ、文章を書くことにすごく集中できる。私はブログ専機にしていますが、このBearが持つ数々の執筆活動アシスト機能は小説や論文にも向いてるんじゃないかと。流れるように書ける。
なーんて感じでまとめて終わりにしたかったのですが、やっぱり一番好きなのはデザインです。
外見に一目惚れして喋ってみたら性格も良さそう、付き合ってみたら最高ぉやーん。気持ちぃ〜。ってのが伝えたかったんですよ。いっぱい書きましたけど。私はBearで書きたいんや〜。
こんなレビューですが、是非一度使ってみてください。
もちろんゾウさんのことも変わらず好きですけどね。今はこのクマさんに溺愛中です。
ってことでほなまた。
ところで何でクマさんなんでしょう??
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