2017年10月25日に還暦になった両親を連れてトンガリロ・クロッシングを制覇してきました。本記事ではトンガリロクロッシングに必要なウェアや装備、持ち物についてまとめています。
特に体を鍛えているわけでもない60歳と54歳の両親がクリアできたので、山初心者の方でもちゃんと準備していけば大丈夫です。
トンガリロ周辺までの行き方や宿泊先、トレッキングのレポートについては下記記事をご覧ください。
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本記事の内容
- 私がトンガリロクロッシングに持参したものリスト
- 【完全初心者向け】必要な装備やウェアの着こなし
- バックパックの中身から一部ピックアップして解説
私がトンガリロクロッシングに持参したものリスト
持っていけばよかったものも含めてリストアップしました。とりあえずここの章を読んどけば揃います。
アウトドア系ウェア&ギアはAmazonやメーカーのオンラインストアでも購入できますが、Trekkinnという海外通販で買うと5000円〜数万円安く手に入ることもあるので、チェックしてみることをおすすめします。日本語も対応してるので是非٩( ᐛ )و
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服装・装備まとめ
- バックパック:MILLET マトリクス 30 MBS
- サポートタイツ:CW-X エキスパートモデル
- Tシャツ:NIKE DRY-FIT Tシャツ
- パンツ:NIKE DRY FIT ランニングショートパンツ
- フリース:Patagonia R1 フルジップジャケット
- アウター:MAMMUT ゴアテックス ALL WEATHER ジャケット
- ロングパンツ: MAMMUT ゴアテックス パンツ(雨天時)
- シューズ: AKU レローザ
- ソックス: DARN TOUGH マイクロクルー・エクストラクッション
- 手袋:持っていくの忘れてエライ凍えました。絶対持ってくべき!!
- ネックウォーマー:UNDER ARMOUR
- サングラス:現地調達品
- ランニングウォッチ:GARMIN ForeAthlete 235J
持ち物・バックパックの中身まとめ
- GoPro:本体、予備バッテリ、3way含む
- スマホ:非常時の連絡手段となるので極力使わない
- ランチ:サンドイッチ(自前でも、BPでも入手可能)
- 水:2L
- カロリーメイト:非常食その1
- ナッツバー:非常食その2
- チョコ:ポケットに詰めてこまめに食べる(行動食)
- 日焼け止め
- ファーストエイドキット:絆創膏、下痢止め、包帯、テーピングなど
- トイレ用のティッシュ:ドライもウェットも用意しておく
- ビニル袋:ゴミ入れ、他
- ジップロック:ランチ入れたり、衣類入れたり、バックパッカーの必需品
- 貴重品:パスポート、クレカ
【完全初心者向け】必要な装備やウェアの着こなし
とりあえずコレがないと始まらないアイテム
トレッキングシューズ
トンガリロクロッシングにスニーカーやランニングシューズで行くのは過酷すぎます。
滑りやすいところやぬかるみもありますので、ある程度の強度と防水機能のしっかりしたトレッキングシューズを用意した方がいいです。1~2万円台でしっかりしたものが買えます。
どこのメーカーが機能が優れているとか、日本人の足に合うとか、店のイチオシ品とか色々あると思うんですけど、最終的な決め手は「自分の足に合うかどうか」です。20km近く歩き続けることになるので。
初心者の方は登山経験者が常駐する専門店で選ぶことをおすすめします。自分以上にスタッフの方が入念に選んでくるはずです笑。靴下もお忘れなく。
また買って後は軽くハイキングするなどして履き慣らしつつ、痛くなる部分がないかチェックしとくといいです。
バックパック
今から新しいのを買うという人は容量30-40Lのバックパックをおすすめします。トンガリロは日帰りなので30Lあれば十分です。
身長、背中の形は人それぞれです。同じ容量でもサイズがあるので、バックパックもシューズと同様、店頭で試着してから買うようにしましょう。
またザックカバーを買うのを忘れないように。バックパックと同じメーカーのモノである必要はないので、容量を確認して用意しておきましょう。
バックパックによってはレインカバーが付属しているものがあります。
持ち合わせのスポーツウェアでもイケる【ベースレイヤー】
登山グッズ一式揃えようとすると予算が大爆発するので、まず持ち合わせを確認しましょう。私は普段のランニングウェアをベースにして、防寒グッズだけ新たに買い足しました。
動きやすく、様々な天候の変化にも対応できるものであれば普段スポーツするときの格好で問題ないと思いますが、使えるかどうかわからない時は素材を見て判断するといいです。
上半身の着こなし
目立たないけどずーっと肌に密着してるベースレイヤーは吸湿性と速乾性が命。普段着から選ぶ場合、素材はポリエステルかウールを。
こういうポリ100%のトレーニングウェアを持っていればとりあえず採用して問題ないです。
もちろん長袖でもOK。むしろ日焼け、虫刺され、怪我を防いでくれるから新たに買うなら長袖がいいかも。
肌ムレは不快だし、山の汗冷えは命にも関わるので間違っても綿100%にはしないように!!!
女性の場合はスポーツブラも同様の素材選びを。(ポリ100はないと思うけど( ・∇・))
人それぞれすぎる下半身の着こなし
- ハーフパンツか・ロングパンツか
- タイツに重ねるか・タイツを履かないか
- ロングタイツか・ハーフタイツか・パーツか
基本的には下半身も上半身も同じですが、なぜか好みが大きく現れる下半身の着こなし。ってことはノーパン派とかもあるのかな??肌に触れるところは吸汗速乾性素材であればいいってことですねコレ。
防寒・雨対策の必需品【ミドル・アウター】
大まかに言うとミドルレイヤーは体温を保つ役割、アウターレイヤーは風や雨をシャットアウトする役割を持つ。大まかに言うとね。
薄手のフリース
気温が低くても動いているときはあんまり寒くないです。スタートしてすぐまだ体が温まってないときや休憩で体が冷えてきたときに着てました。
雨に濡れると保温性が機能しないので、雨の時は上に防水アウターと併用すること。
ミドルレイヤーにはダウンという選択肢もあるのですが、友達に「雪山で泊まるとかじゃない限りは必需品じゃないからまずは通気性のいいフリース系買っとき」と勧められました。
ゴアテックスウェア
雨避けならレインコートでもポンチョでも折りたたみ傘でも対応できるんですけど、とりあえず最初はゴアテックス素材を買っておくのが無難です。
雨が多いニュージーランドでは、このゴアテックスがオークランドの中心街やロトルアの公園でも大活躍しました。「傘も差さずにこんな気持ちよく歩けるなんて・:*+.\(( °ω° ))/.:+」っておかんが感動してた。
手袋
気温4℃の山頂近くで暴風雨に晒された時、自分だけ手袋準備してなくてシモヤケになるかと思いました。。。
てことで皆さんは準備してください。鎖を掴んで登るところもあったし、ケガ防止のためにも夏も薄手でいいので手袋は用意しといた方がいいかと。
しかしあの状況の中、Tシャツ+ゴアテックスだけでも体は全然寒くなかった。
絶対ではないけどあった方がいいもの
サポートタイプのタイツ
8時間も山道を歩き続けるので、筋肉が弱い方、膝・腰に不安がある方は使用した方がいいです。
特に後半(下山)は膝がガクガク、腿がプルプルし始めますので、前半から少しでも負担を軽くしておいた方がいいです。
トレッキングだと腰・股関節までサポートしてるものがいいらしいです。私のはランニング用なのでサポートする部位や範囲が少し狭いんですけど、膝を支えてくれるだけでだいぶラクです。
トレッキングポール
一緒に行った両親が交代で使ったり、1本ずつ使ったりしてました。コレがあるのとないのでは疲労の蓄積具合が全然違うらしいです。
滑りやすいところがあるので、バランスを取るのにも使えます。
トンガリロに行くバックパックの中身
ランチとその他の食料
ランチは前日に材料を買って作ったベーコン&エッグサンドでございます。カップ麺食べたり、コーヒーを沸かしてる人は一人も見かけませんでした。ランチはみんなさっさと済ませて「早く次行こうぜ!!」って感じだった。
極寒暴風域を進んでた時は前に歩いてたカップルが岩陰でエナジーバーを食べてたのを見て、私たちもエネルギー補給した方がいいのかなぁと思ってカロリーメイト出して食べました。
あとはポケットに詰めたチョコとナッツを歩きながら食べてたくらいですね。
ドカッと座り込んで長時間休憩することはないですし、ゴミも持ち帰らないといけないので、出してすぐに口に運べるもの、こまめに摂取できるものがオススメです。
ティッシュ・除菌シート
トイレはありますがトイレットペーパーは自分で準備します。洋式・肥溜め式になってまして中は結構グロテスクなので気になる方はポータブル除菌シートも持って行きましょう。
GoProやカメラ、スマホの予備バッテリー
寒いところではバッテリーの消耗が激しいです。頻繁にカメラを使う場合は予備バッテリーを持っておいた方がいいです。
スマホはゴール地点でのピックアップや非常時の連絡手段として必需品なのでバッテリーは絶対に切らさないように。
最低限のファーストエイド
絆創膏と赤玉(下痢止め)は持っていったのですが、序盤で頭から血を流した人が手当てを受けながら座り込んでいるのを見て、包帯とかテーピングも少しは用意しといた方がいいのかなーとも思いました。
「もしも」の時のためにどこまで備えるかですね。
低山にならちょこちょこ登ったりしてたのですが、トレッキングウェアを完全に揃えたのはニュージーランド旅行が決まってからです。それまではTシャツ・ハーフパンツにスニーカーとかナメた格好で登ってました。
せっかく装備を揃えたので、また山らしい山に挑戦しつつ、減らした方がいいもの・やっぱり必要なもの・あると便利なものを見分けて行きたいと思います。
Enjoy Tongariro Alpine ^ – ^
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