私はコーヒーが好きで毎日必ずドリップして淹れてます。でも格別こだわりがあるわけでもないんです。豆は田舎のスーパーで買ってるし、ペーパーは100均だし。
ただおいしいコーヒーが好きなだけで。コーヒーの深き味わいや違いを語れるほどの知識もドリップに対するアツい思いもない。おいしいと感じるハードルも低い方だと思う。
しかしやはり良いモノはウマい!!!(率直な気持ちを表現・・・)
本記事の内容
- タイとコーヒーと私
- NACHA COFFEEの淹れ方とレビュー
タイの原生林から生まれたNACHA COFFEE
タイ最北部チェンライ付近の山奥にある山岳民族の村を訪問したときのこと。
地元のガイドさん「この辺りはコーヒー農園でね。栽培も収穫もここの村の人がやってるよ」
私「その農園ってここから近いの?」
ガ「この辺り一帯がそう。さっき車で通ってきたときも人がいたっしょ?」
私「いた。ってあの森が農園??」
ガ「あの中に植えられてた小さい木がコーヒー。」
私「あったっけ??」(あれ?なんかお腹の調子が・・・)
ガ「まぁ見たことないとわからんか。とりあえずここでそのコーヒー飲むとしよう。」
ガ「あの原生林は昔はケシの実を栽培してたよ。コーヒーじゃなくてね。」
私「あ、ここゴールデン・トライアングルか。」(グルルルル・・・)
ガ「そう。麻薬の取締りが厳しくなって生産しなくなった。でも地元の村の収入源としてデカかったから政府がコーヒーとお茶の栽培を推進&奨励してこうなった。」
私「こっそり育ててないの?」(ぅ、、、ヤバイ・・・)
ガ「うーん。生産はほぼ消滅してると思うけどミャンマーから運んできてるだろうね。」
私(コーヒー飲み干して)「ちょ、ちょっとトイレに・・・」
いやもう全然コーヒーを楽しむ余裕がなかったんです。その後もお腹を下し続けて2日間水だけで過ごしましたから。
ただひたすらお腹が痛いのを我慢して飲んだんで美味しいのかマズイのかもわからなかった。でもおいしかったんだろうな。。。豆売ってたし買えばよかった。
あれから4年、、、
こちらのNACHA COFFEE(ナシャコーヒー)をギフトで頂きました〜。
んんっ!!おいしい!!どこの豆やろ( ・∇・) タイか〜。ちょっとネットで調べてみましょ。
タイ北部!?しかもこんな感じで森の中で栽培してたような・・・も、もしかして・・・
一文字違った(*´-`)
NACHA COFFEEを淹れてみよう
クソ茶番長すぎぃぃ!!!レビューしましょう。淹れましょう。
せっかくなので今まで割とテキトーだった淹れ方を見直してみました。ナシャコーヒーのサイトにペーパードリップによる淹れ方があったので参考にしてます。
ナシャコーヒーの楽しみ方
[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’85-90℃のお湯を用意’] 一度沸騰させて別のドリップポットに移し替えると適温になります。(らしい。私は測ってないけど。)先に沸かしておいて、ポットの蓋を開けたまま豆や器具の準備をしてるだけでも結構温度は下がりそうな気がする。[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’ペーパーを2枚重ねて使う’] おいしいコーヒーの味をよく引き出すためには豆とお湯が少し長めに踊っていること。ふむ。お湯の中での滞留時間を少し長くするために、使用するフィルターを2枚にします。
これって少ない豆で濃いめのコーヒーができるってことやん?と思ったけどそんな単純ではないんでしょか??もしそうだったらこの「フィルター重ね技」が節約術に。(100均フィルターだったら。) [/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’ドリッパーに粉を入れて蒸らす’] ドリッパーを軽く振って粉の表面が平らになるようにします。で蒸らし。少量のお湯を注いで20秒くらい待ちます。20秒は単なる目安で「あ〜これで粉に湿度が行き渡ったな〜」ところまで待つ。1分待ってもおいしかった。(自己満)[/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’ゆっくりしっかりたっぷり注ぐ’] ここでやっと第1投。お湯と粉がしっかり絡むように願いを込めてお湯を注ぎます。一定の量のお湯をゆっくりと、しっかりと、そしてたっぷりと。
ポタポタ・・・ [/tl]
[tl label=’STEP.5′ title=’第2投いっきま〜す’] ドリッパーのフチについたコーヒーの粉を流し落とします。そして再度一定のお湯をゆっくり、しっかり、たっぷりと。 [/tl]
[tl label=” title=’味わいましょ’] [/tl]
[/timeline]
時間差で深いコクがやってくる
ちなみにコクとは「飲んだ後の風味の広がりと持続性」という認識でこの表現を使ってます。ハイ、では改めまして「とにかくコクが深い!!」
いつもアメリカンをオーダーする母と強い苦味を好む父、ドリップしたらなんでもおいしいやんな私。豆の量やフィルターの枚数を変えて、いろんな濃さのコーヒーをドリップしてみました。
母好みの薄めのコーヒーを淹れると「やっぱりちょっと薄いかな」と口に含んだ瞬間は感じるのですが、ゴクッと飲んだ後に口の中にわぁ〜っと広がる。
今度は濃いコーヒーを淹れてみる。苦味は強すぎずスッキリ。おかん「んわあぁ〜苦いっ!!いや、おいしい!!」おかんは感じたことを何も考えずにすぐに口に出すタイプ。模範解答っぽいけどホントにこんな感じです。
ミルクとの相性もいい
濃いめに淹れてたっぷりのミルクを注ぐとこれまたウマし。ミルクの甘さで苦味が減ってもコクがしっかり残る。しかしこのフォームミルクはもうちょい練習が必要。。。
NACHA COFFEEは2種類ありまして、今回紹介したNACHA COFFEE クラシックは深煎り、NACHA COFFEE オリジナルはミディアムローストだそう。このディープローストに一途になるか、オリジナルもちょっと味見するか。まぁ両方好きになればいいか。てことでクラシックの最後の1袋を開封します。
コメント