【オランダ語 B1】スピーキングは公式問題をひたすらループして対策しました

先月、統合テスト「Spreken B1」の合格通知が届き、これでオランダ語は全セクションをクリアすることができました。その数日後にはDiploma(証書)も届き、ひとまず「試験のためのオランダ語学習」はこれで終了します。

さて、スピーキング試験の勉強法ですが、先に受けたリーディングやライティングの経験で気づいたのは「テスト対策は公式模試(と練習問題)の反復に限る」ということ。

もはや後悔したポイントとも言える

というわけで、スピーキングは最初から迷わず公式の「Opdrachten oefenen(課題練習)」から手を付けました。現在350問ほどの練習問題がありますが、なんと全模範解答をYouTubeにアップロードしてくれている方々がいるのです…!

結論、そのプレイリストをひたすらループしていただけなのですが、その勉強法のなかで私なりに工夫したポイントなどを解説できればと思います。

目次

NT2 Spreken B1の試験概要

NT2 Spreken B1は、25分で計16問の課題に回答するスピーキングテストです。設問はパソコン上に表示され、対人でなくヘッドセットのマイクに向かって話します。

Sprekenの試験形式
  • 試験時間:25分(機材チェックや例題込み)
  • 設問数:16問
    • 短めのスピーキング課題(korte spreekopdrachten):8問
    • 中程度のスピーキング課題(middellange spreekopdrachten):8問

B2で更に長い課題が出るため、「中程度」と表現してるみたいです。

他の受講者と同じ部屋で一斉に行うこともあり、身分証明書と受験番号が書かれたレター以外、飲み物も持ち込み不可でした。

試験内容(2タイプの課題)

Spreken B1では、日常生活のあらゆる場面で言うべきことを言えるか、伝えたいことを伝えられるかをテストする内容となっています。

たとえば、、、

  • 市場で必要なものをオーダーする
  • 友人に出産祝いの電話をする。
  • どんな仕事をしているかを聞かれ、主要なタスクを友人に話す。
  • プレゼンで緊張しないコツを聞かれ、アイデアをいくつか提案する。

課題(聞かれたこと)を正しく理解して答えられるか、また内容だけでなく適切な言い方(「何があったの?」と聞かれたら、ちゃんと過去形で答えるなど)ができるかも問われます。

短めのスピーキング課題(korte spreekopdrachten)計8問

序盤8問のスピーキング課題は、とある状況における適切なオランダ語を短く話す課題です。設問はほぼ以下の流れで構成されています。

  1. 背景:今置かれている状況
  2. 現状:次に起こす行動の意図や言動のきっかけ
  3. 課題:さぁ、ここであなたは何と言いますか?

設問は全て読み上げられ、大体3秒後くらいにビープ音が鳴ったらマイクに回答します。発言時間は20秒ありますが、短く数語で回答できる課題もあります。

問題例①ひとこと
Ad Appel Taaltrainingen
  1. 背景:あなたはベーカリーにいます。あなたの後に女性が入ってきました。店員が「次はどなたですか?」と尋ねると、その女性は「自分(の番)だ」と言います。
  2. 現状:あなたはそれに賛同しない。
  3. 課題:あなたはその女性に対して何と言いますか?

指示された条件を満たすようにするならば、以下のような回答になります。

回答例:
Sorry, ik was eerst.(すみません、私が先でした。)
Volgens mij was ik aan de beurt.(私の番だと思いますが)

問題例②イラスト描写
Ad Appel Taaltrainingen

背景:あなたはカフェで働いています。今朝、あなたのシフトの時にコーヒーマシンが壊れました。
現状:午後から仕事の同僚が「それでどうなったの?」と尋ねます。イラストを見てください。
課題:その同僚に何が起こったのか教えてあげてください。

イラストが含まれる課題もあり、その場合は必ずイラストの内容を回答に含めなければなりません。ただし、イラスト内のすべてを説明する必要はなく、さらに人によってイラストの捉え方や価値観は異なるという前提のもと、どの部分をピックアップして描写してもOKです。

回答例:
Er kwam rook uit het apparaat. (マシンから煙が出てた。)
We konden geen koffie zetten. Alle klanten waren boos.(コーヒーが作れなくて、お客さんは皆怒ってた。)

また、問題文の最後に「U hoort eerst uw collega(まず同僚のセリフを聞いてください。)」とあり、その実際のセリフは問題文には表示されませんが、問題文から読み取れる質問・課題に合った回答をすればOKです。あくまで「話の流れで発言してみよう♪」という形式になっているだけで、返答の臨機応変さ問われるものではありません。

突拍子もないセリフが流れてくることはないのでご安心を

中程度のスピーキング課題(middellange spreekopdrachten)計8問

後半の8問は、自分の意見を理由付きで述べたり、複数のイラストを説明したりと長めの回答(2~4文程度)が期待される課題となっています。発言時間も30秒と少しだけ長め。

設問構成は前半課題とほぼ同じです。  

  1. 背景:今置かれている状況
  2. 現状:次に起こす行動の意図や言動のきっか
  3. 課題:~について意見を述べてください。~を説明してください。
  4. 追加条件:理由が2つ必要です。全てのイラストを使ってください。

全ての課題において、問題の読み上げが終わってから答えを準備する時間が15秒間だけ与えられます。

15秒で何ができんねん…!

正味、本番では15秒は一瞬に感じました。ただ前半と比べて問題文が長いので、ナレーションを無視して自分でササっと課題を把握してしまえば、より多くの準備時間を確保できます。

問題例③意見を述べる
Ad Appel Taaltrainingen
  1. 背景:あなたはシェフ養成コースを受講しています。必須科目に加えて、全ての学生が選択科目を履修する必要があります。
  2. 現状:あなたは「子供向け料理」と「肉を使わない料理」から選択できます。
  3. 課題:どちらの科目を受講したいかを他の学生に伝えてください。
  4. 条件:その理由もつけてください。

「どっちを選びますか?その理由は?」というタイプの課題が出たら「Ik kies voor~」でスタートして、自分が知っている表現の範囲で簡単な理由を付ければOKです。

回答例:
Ik wil Koken voor kinderen volgen want ik heb drie kinderen.(子供向け料理を受講したい。私には子供が3人いるので。)
Ik kies voor Koken zonder vlees. Steeds meer mensen willen zonder vlees eten.(肉を使わない料理を選びます。肉抜きの食事をしたい人が増えてきています。)

至極真っ当な理由である必要はなく、肉が好きだから子供向け料理(肉抜きじゃない方)を選ぶという消去法でも構いません。「好きだから・苦手だから」は、あらゆるトピックに対応できます。

問題例④複数のイラスト
Ad Appel Taaltrainingen
  1. 背景:あなたはコミュニティセンターの食堂で働いています。今日の午後に子供たちのパーティーが開催されます。
  2. 現状:あなたの新しい同僚がサンドイッチの準備を完了するのを手伝ってくれるようです。イラストを見てください。
  3. 課題:何をしないといけないかを同僚に教えてください。
  4. 条件:その際、イラストは全て使ってください。

複数のイラストを説明する場合は、「パンを切っている」「チーズをパンに置いている」「パンを仕分けしている」というように各イラストから一つずつ描写を切り抜いていきます。

回答例:
Eerst moet je broden snijden en je moet kaas op de broodjes doen. Daarna moet je broden sorteren.(まずパンを切り、チーズをサンドイッチパンに乗せます。そのあとパンを仕分けます。)

仕分けているがパッと出てこなかったら「3つのカゴにパンを入れる(Je moet brood in drie manden doen.)」でもOK。難しく考えすぎないようにしましょう。

3つ全部使用できなくても得点は入るので、わからないイラストは飛ばしても構いません。むしろ潔くスキップして取れるポイントを着実に狙っていくのがいいかと思います!

採点基準と合格点

ライティングと同様に、スピーキングは課題ごとに決まった評価指標があり、各指標には数段階の評価点が割り当てられています。

評価項目と得点(2023年モデル)
  • 内容(Inhoud)32点
  • 単語と文の形成(Woord- en zinsvorming)30点
  • 語彙力(Woordenschat)21点
  • 発音(Uitspraak)21点
  • 単語の選択(Woordkeus)5点
  • テンポ(Tempo)6点

※最高スコアは115点、合格ラインは58点(57点以下は不合格)

総得点と合格点は、試験ごとに微妙に上下するようです(±1~2点とか)。

公式サイトで採点基準を詳細にまとめている冊子(Beoordelingsmodel)をダウンロードできますので、そちらもご参照ください。(資料ダウンロードページに飛ぶ。

以下、各評価項目についてもう少し説明します。

短いスピーキング課題(korte spreekopdrachten)の配点

短いスピーキング課題は全8問・各2~3点の合計20点前後です。採点項目と配点は以下のようになっています。

  • 内容:各1点(設問内容を理解し、伝えようとしている内容が妥当か)
  • 文法:各0~1点(適切な文法を正しく使えているか)
  • 単語の選択:各0~1点(適切な単語を選べているか)

※本来「Woord- en zinsvorming(単語と文の形成)」と表記されていたところは「文法」としました。
※設問内容を理解していないとみなされた場合、その先の項目は採点されないことがあります。(つまり0点)

全課題において評価対象なのは「内容」のみ。中には数語の決まり文句で済む課題もあったりするので、そういう場合は文法が評価対象にできなかったりします。

Woordvormは、定冠詞(het/de)や代名詞(dat/die, dit/deze)を正しく使えているか、形容詞を正しい活用形(klein/kleine)で使えているか、名詞を複数形で表現しているかといった品詞単体の評価です。

Zinsvormは、時制や語順が間違っていたり、最上級や比較級の用法を正しく使えてなかったりと、文全体の構造に関連するミスがないかを見ています。

なので、要は文法ミスの評価です 

単語の選択(Woordkeus)は、冊子の解説を読んでも正直よくわからないのですが、間違いやすい単語が出てきそうな場合に設けられる評価項目で、正しい単語を使えていたら1点もらえるような感じですね。

たとえば、もう1つ小さいサイズの服を希望する場合に「Mag ik één nummer kleiner?」でなく、「Mag ik één maat kleiner?」を使えているかみたいなことだそうです。

結論、どの課題にこの評価項目が含まれているか知りようもないので、「設問を正しく理解し、それにちゃんと答える」ができれば問題ないです。

中程度のスピーキング課題(korte spreekopdrachten)の配点

後半課題は評価項目が増え、全8問・各10~13点の合計95点前後と全体の80%を占める配点となっています。

  • 内容:各0~3点(設問内容を理解し、伝えようとしている内容が妥当か)
  • 文法:各0~3点(適切な文法を正しく使えているか)
  • 語彙力:各0~3点(幅広く適切に単語を使えているか)
  • 発音:各0~3点(話す内容がはっきりと理解できる)
  • テンポ:各0~1点(話すスピードが遅すぎないか)

※本来「Woord- en zinsvorming(単語と文の形成)」と表記されていたところは「文法」としました。
※設問内容を理解していないとみなされた場合、その先の項目は採点されないことがあります。(つまり0点)

全体の発言量と条件指定が増えたぶん、内容の配点も0~3点と幅が広がり、文法や語彙力に加えて発音や話すスピードといった聞き取りやすさも評価されるようになっています。

設問内容を理解していることを示せないと全評価項目が採点外(0点)になってしまうことに注意!

良いアイデアがまとまってなくても、まずはとにかく設問内容を理解していることを示せればいいので何か発言しましょう。(問題文の一部をピックアップして音読するとかでも)

30秒沈黙だけはNG

語彙は特に難しい言葉を使う必要はなく、明らかに語彙力不足だと見抜かれなければ、文章が単調でも2点はあると思います。(3枚のイラストで「犬:de hond」と「馬:het paard」と「羊:het schapen」を描写しないといけないところを、3回ともすべて「het dier:動物」と言うなど。)

噛んで言い直したり、多少「えー」とか「あー」と挟んでしまうのは減点にはなりません。大事なのは伝えようとしている内容!設問に沿った回答をハッキリと内容が伝わるように話すことがポイントです。

NT2 Spreken B1に合格するために必要なスキル

設問をすばやく理解する読解力

スピーキング試験は、どの課題においても回答する前に設問をしっかりと理解していなければなりません。

受験者全員の開始から終了までの進行スピードを揃えるため、設問課題から録音開始の合図までナレーションで音声案内してくれますが、設問はすべて画面に表示されているので先読みしてさっさと回答準備に移りましょう。

そして、読解スピードが速いほど準備時間を長く取ることができます。ルール上、紙にメモしてもいいことになってるので、浮かんだものはカタカナでもいいので殴り書いていくが吉です。先にガーっと紙に書いて、あとは落ち着いてハキハキと読むだけっていう課題も数問ありました。

もはやメモでなく回答の音読練習

といった理由で、他の試験(Lezen B1など)をクリアできるほどの読解力があれば問題ありませんが、スピーキング試験においては読解スピードは速ければ速いほど有利だと思います。

相手に伝わるオランダ語の発音

発音が評価項目に含まれるのは後半9問目以降のみですが、それでも各3点と配点は大きいです。何より発話内容が理解してもらえないと、採点できず他の評価項目も無駄に落としてしまいます。

  • 母音と子音
  • 単語のアクセントの位置
  • 文意に沿った強調やイントネーション

こればっかりはマッスルメモリーなので、体が正しい音を覚えるまでとにかく練習し続けるしかないのですが、特に、個々の基礎音(母音と子音)は、早い段階で習得しておきたいです。ネイティブに聞いてもらって「まぁまぁ良い」「文脈があれば誤解することはない」くらいまでは最低限クリアしたいところ。

発音はリスニング能力にも影響しますしね

単語のアクセント位置は、ちょいちょい間違えつつ指摘されるたびに学習していってます笑。あと強調やイントネーションは、スピーキング対策の模範解答などのネイティブ音声をリピーティングしてると勝手に覚えてくるはずです。

身近なモノや動作を表現する語彙力

採点基準の「語彙力」にあたるところになりますが、カタい文書に出てくるような抽象名詞は知っているのに、話し言葉で使う5歳児でも知っているような単語はなかなか覚えてないってことはよくあると思います。

B1以前のA0~A2レベルの単語が抜けまくってるんですよね

たとえばリビングに置いてあるモノとかキッチン用品とか。ほかにも、洋服や小物、身体の部位、公園の遊具など意外と言えないところがポロっと出題されたりします。

さらには、「つかむ」「ひねる」「持ち上げる」などの人の動作を表す動詞も重要です。オランダ語は接頭辞とセットになった動詞も多いですし、他方で「分離動詞」なのか「動詞+前置詞」なのかもややこしいし。

たとえば、このイラスト描写

de Staat der Nederlanden
  1. Snij de bloemstelen af. (afsnijden:切り落とす)
  2. Pak de bloemen in. (inpakken: 包む)
  3. Zet de bloemen in een emmer. (zetten:置く・セットする)

これって、背景は花屋さんで働いているとか研修を受けているとかで、確かに「仕事」や「教育」がトピックではあるのですが、回答しないといけないのはA2レベル以下の語彙で構成される日常会話文です。

基本は模範解答を丸覚えしつつ、イラスト内に未知の単語があればチェックするようにしてました。

ちなみに花バサミはtuinschaar

NT2 Spreken B1 公式練習問題のやり込み方

まず教材ですが、こちらのYouTubeプレイリストを使います。以下、プレイリストの概要欄より。

国家試験NT2プログラム1スピーキングで出題される350の課題およびその解答を視聴できます。この練習課題はWebサイト上(https://www.staatsexamensnt2.nl/)で公開されており、著作権はオランダ国に帰属します。模範解答は、Ad Appel Taaltrainingenが作成・公開してるものです。

Staatsexamen NT2 – Examenopgaven Spreken B1

ちな、本番は6割くらい全く同じ課題が出ました

このプレイリストをひたすら回します。公式の方のサイトは直前に模試を解いたときと、採点基準を確認したときにアクセスしたくらいで、それ以外は使いませんでした。

以下、このプレイリストぶん回し学習の進め方と各周回で意識したことなどを簡単にまとめています。

  1. 1周目をササーっと終わらせる
  2. 2周目以降は模範解答を声に出して練習する
  3. 慣れてきたら模範解答が出る前に自分で答える
  4. 外出時には倍速リスニングで復習
  5. 覚えたいフレーズをリストアップしてひたすら音読

1周目をササーっと終わらせる

まずはとにかく1周します。最終的に自動再生で音声だけ流したり、音読やシャドーイングを回したりするつもりなので、1周目は設問と模範解答を読んで(聞いて)意味を理解できればOKです。

新しい単語や表現は意味だけ確認します(ノートにまとめたりはしません)。1周目は初めて聞く表現も多く、いちいちメモしてるとキリがないし、どうせ何周もするので。あと、350問も解いてると似たような問題やパターンも出てくるので、1周目を終えるころには覚えてる単語も増えてます。

と言いつつ、私は新しく見た単語をメモ帳(というか要らない紙)にバーッと書いていって寝る前にパパっと見るとかはやってました。書いたまま二度と見ない時もありますし、すぐにゴミ箱に捨てる時もあります。

昔からの勉強の癖みたいなやつです。

とにかく1周終わらせることを優先したかったので、声に出しての練習も飛ばしました。ちなみにオープニングをスキップしてノンストップで視聴しても4時間半はかかります。読解スピードの鍛錬も兼ねて、動画は1.25倍速で再生してました。

2周目以降は模範解答を声に出して練習する

2周目からは声に出しての練習です。まずは1周目と同様に設問と模範解答を読んで聞き、その模範解答のみリピーティングします。

わからない単語は1周目でチェック済ですし、仮に忘れていても何となく文脈で予測できるので、2周目はノンストップとまではいかずとも、1周目よりも早く進めることができるはずです。

口を動かす練習なので、うまく発音できる速さで再生し、無理に何度も同じフレーズにこだわる必要もないかと思います。慣れてないと顔の筋肉マジ疲れますし。これも「どーせ何周もするから…」というスタンスで、ひとまず周回することを考えます。

慣れてきたら模範解答が出る前に自分で答える

2周目以降は、何度も同じように周回するだけなので、お好みでメニューを組んでもらうのが良いと思いますが、私がやってたのは、テキストや音声で模範解答を確認する前に、自分の頭の中でオランダ語の解答を作って答える練習をしていました。

オランダ語でアイデアを出す鍛錬としても良かったのですが、すでに答えを覚えてしまっているものでも、声に出してみるとなかなかスラスラ言えなかったりしたので、本番と同じようにテキストや音声のガイドなしでどのくらい対応できるのかというのを知るために一度やっておくといいかもしれません。

外出時には倍速リスニングで復習

ここからはプラスαですが、YouTubeのバックグラウンド再生ができる方であれば、スキマ時間などに音声のみで課題を復習することができます。

これは1周目のときからやってました。近所のスーパーに歩いていく間とかに、直近で済ませた課題をずーっと倍速で流しておく。もちろん聞き流すのでなく、意味を理解しようとしながら聞きます。あと、効果があったのかはわかりませんが模範解答を頭の中で復唱したりといったことも。

同じ問題が出題されたことを踏まえ、丸覚えしてしまうのがベストな対策だと思います。

覚えたいフレーズをリストアップしてひたすら音読

もともと音読信者なんですが、思考停止したときのために口にも覚えさせちゃおうという思惑で、パッと出てこない模範解答をリストアップして、上からひたすら読んでいくというのもやってました。

こんな感じでNotionに。こういうテーマも出題されるかもっていうのも含めていろいろ書いてます。たとえば、「プレゼンの緊張しないコツ」とかは、リスニング模試で出たテーマです。

これやってよかった点は、いちいちYouTubeを開いて、「苦手なのどの課題だっけ?」って探さなくてもよくなったところです。

テスト直前も待合室でずっとスマホでコレ眺めてました

とか言いつつ、不安だったので市販の教材も一応触っておきました

そもそも自分で受けるまで、この公式練習問題からまるまる同じ問題が出題されるとは知らなかったのもあり、350パターンの受け答えを丸覚えしたとて、他のトピックに本当に対応できるのか不安ということもありました。

Boom nt2

ハイ、例によってこちらでございます!

この最終章にある模試を解きました!公式の350問をループしたあとだと、模範解答がなくても自分でそれっぽい回答を作れるようにはなってました。

実際、本番の4割は未知課題なのでネタ増やしには有効です

あと最近改訂されたみたいで、公式問題を抜粋して詳細に解説してくれたたり、トレーニング問題もかなり多く載っていますので、じっくり対策したい人は是非どうぞ!

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