B〜A帯向けの内容ですが、SとS+0の昇降格を繰り返している方にも基礎を見直すと言う点で役に立つかもしれません。ちなみにこの記事を書いている私の実力は現在こんな感じです。
もうちょいっすねぇ。。。
ウデマエX到達すらしていなかったので、ブログには気まぐれ考察をひっそりと載せていた程度(下記2記事)だったのですが、思ってたより読んでくださる方が多く、発売から1年以上経った今でも初中級プレイヤーには需要がありそうです。
【知識】ガチマッチで勝ちやすい条件を理解しておく【全ルール共通の3条件】
知識はプレイヤースキルの一部と言っても過言ではありません。ルール、武器特性、ステージ特性、ギア特性など基本的なところから、通信方式、小ネタ、バグなど細かいところまで、知っているかいないかの積み重ねが勝敗に影響します。
知識さえあれば勝てるというわけではありませんが、無駄な負け試合が減ることになるので、結果ウデマエアップに繋がるはずです。
- チームのK/D値(キルレ)が高いこと
- 塗り状況が有利であること
- 味方の動向を把握すること
最初に。スプラトゥーンは人数有利を長くキープした方のチームが勝ちます。上記は人数有利をうまく作り出しやすい、またキープしやすい条件だと言えます。
その① K/D値(キルレ)が高いこと
K/D値とはキル数/デス数のことで、デスするまでに何キルしているかという値です。この値のチーム平均が高い方が、人数有利の環境を生み出しやすいチームだと言えます。
試合のリザルトではアシストもキルに含んでいるのがややこしいところです。カッコ内()の数値を差し引いて計算すると必ず片方のチームが1未満になるので計算してみてください。(両チームのキル数(デス数)が同じ時は1です)
上記の表ですと、、、味方チームのK/D値は以下のように計算されます。
- キル数:(15+10+10+10) – (2+3+2+6) = 32
- デス数:5+7+8+7 = 27
- K/D値 = 32/27 = 1.18
また味方チームのキル数が敵チームのデス数となることから、
敵チームのK/D値 は 27/32 = 0.84です。
個別で見ると、アシストキルを省くとほとんどの人がキルレ1未満(デスの方が多い)のであまりレベル差はありません。
今までikaWidget2で蓄積してきた試合データを精査したところ「かなりの高確率でK/D値の高い方が勝つ」ことがわかりました。
試合の終了間際または延長で逆転負けする場合や、ガチホコで開始速攻勝負が決まる場合には当てはまらないのですが、これについては別件で。
とにかく「K/D値は試合を優位に運ぶ、主導権を持つためのパラメータである」ことを認識しておいてください。
その② 塗り状況が有利であること
これは実際に何試合かやってみればわかると思いますが、K/D値も上がりやすくなります。塗り確保によるメリットは以下。
- 有利対面を取りやすい
- 敵の位置を把握しやすい / クリアリングが容易
- カウンターを防ぎやすい / 打開ルートが限定できる
(1) 有利対面を取りやすい
移動時も撃ち合い時も足場に余裕があると動きやすいです。よって撃ち合いにも勝ちやすうなります。
足元を取られやすい、イカ状態で移動できる範囲が狭い、退路も確保できていない敵インクに突っ込んでも何もいいことはありません。(プレーヤースキルは互角とする)
(2) 敵の位置を把握しやすい / クリアリングが容易
血気盛んに暴れていようが、ひっそりとセンプクしていようが「敵は相手インクの中」に居ます。つまり多く塗っておけば塗っておくほど敵が潜んでいる位置が限定されていきます。
センプクやイカニン移動を基とするローラーやブラスター、またボールドなどの超短射程ブキはリスキルや裏どりが大好きですが、塗り状況が悪いと身動きが取れません。
味方にいる時は彼らが動きやすいように、敵チームにいる場合はその戦力を潰すように塗っておくといいです。
(3) カウンターを防ぎやすい / 打開ルートが限定できる
味方チームが全滅してしまったときに、塗り前線が前の方まで上げておくと、敵が攻め態勢を整えるまでに多少なりとも時間を掛けさせることができます。
逆に敵チームを全落ちさせた場合は塗りを一気に敵陣まで広げておきます。打開の起点となるルートを塗っておけば、敵がリスポーンしたときにどこから敵が攻めてくるかマップですぐに確認できます。(味方インクが敵インクにポツポツ変わっているところから来る)
またステージごとに「ここを塗っておけば試合を優位に進められる」「まずここを制圧しないと打開がキツイ」という箇所が存在します。
エリアだけ、ヤグラの進行路線だけを塗っておけばいいというわけではありません。エリアで打開できずに一気に勝負がついてしまうのはエリアまっしぐらで突っ込んでいるからです。
塗り状況が戦況そのものを表している
これを各ステージ・ルールに応じてしっかり理解しておくと、勝率はグッと上がります。特に味方に強い人がいるときに確実に勝てるようになります。
その③ 味方の動向を把握すること
「誰がヤグラに乗る?」「ホコは誰が運ぶ?」「さっさとガチアサリにして正面から一気に攻めるか?こっそりゴールを狙うか?」「スペシャルはいつ使う?」
味方の立ち回りに色々と不満もあるかと思いますが、味方とうまく連携する一番の方法は「自分が味方に合わせて立ち回る」ことです。
さらにそうするためには「味方の状況(位置、生存状況、ブキ特性、サブスペなど)を把握する力」「戦況の分析力」が必要になってきます。
とは言え、最初はなかなか他プレーヤーのことまで考える余裕もないと思うので、まずは「味方と一緒に攻める」「味方と一緒に防衛する」「現状の人数差チェック」くらいから始めればOKです。
マッチング運が絡むことは否定できませんが、それはどんなプレイヤーにもあるので割と公平かと。。。前者の状況なら確実に100%の勝率で勝つ、後者でも勝てる可能性を少しでも上げるように考えることが大事です。
【動画紹介】3つの勝ちやすい条件を実際の試合で解説してみました
ここまででK/D値・塗り・味方との連携が大事なのは何となく理解できたとして、それが具体的にどんな場面で有利な展開につながるのか説明動画を作ってみました。
前半は当記事の内容を要約しただけなので、ここまで読んでいただけた方は試合動画(04:45~)からどうぞ。
はじめての解説動画
終盤攻め込まれましたが、それ以外はこちらが人数有利を取る場面が多く、敵がなかなか中央に出てこれない状況が続いていたと思います。
「味方チームのK/D値」 = 1.58
敵チームのK/D値 = 0.63
また「有利な塗り状況」「味方の状況把握」については動画内で解説した通りです。
それにしても動画を作るのって大変ですね・・・毎日アップしてるYouTuberマジ尊敬っす٩( ‘ω’ )و
また気が向いたら何か作ります。(追記:一切作っていない件について)
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