スプラトゥーン2の上達に必要な3要素「エイム」「キャラコン」「立ち回り」。
上記3つのうち練習量だけではなかなか習得しにくいのが「立ち回り」です。特に「2」から始めた初心者はこの「立ち回り」がわからず苦戦している方も多いと思いますが、中上級者でもガチマッチでは立ち回りにムラがあります。
本記事では、私も常に研究しているスプラトゥーン2における「立ち回り」を改善する方法についてまとめています。
【考察】なぜ実況者たちの立ち回りは優れているのか

スプラファンでYouTubeやオープンレックを見てる方は多いですね。エイムやキャラコン、撃ち合いの強さに差はあるものの、人気実況者の皆さんは総じて立ち回りが優れていると思いませんか?
実況者の立ち回りが優れている要因は以下2点。
- 常に戦況を把握し続けなければならない
- 自分のプレイ動画をチェックしている
その①:常に戦況を把握し続けなければならない
実況者は実況動画を撮っている間は戦況を細かく描写しながらプレイしていることが多いですね。
視聴している側はその実況を聞いて戦況を理解しつつプレイヤーを見ていますよね。「こういう立ち回りで自分もプレイすればいいのか〜」とその時は思います。
でも「こういう状況の時はこうしよう」って試合前まで頭に入ってても、いざガチマッチが始まるとすっかり忘れてたり、余裕がなかったりでうまく立ち回れないもんです。
ではなぜ実況者は戦況に気を配ることができるのか。それは「試合中ずっと戦況把握をせざるを得ない状態にあるから」です。
流れは以下の通り。
- 実況動画を作るにはプレイしながら実況しないといけない
- 実況するためには戦況を伝えないといけない
- 戦況を伝えるためには戦況を把握しないといけない
- 戦況把握によってそれに応じた立ち回りができる
戦況把握をしようと心がけていても、試合開始から終了までずっとというのは難しく、ついつい全体でなく目の前の自分のプレイに集中してしまいます。
しかしずっと実況し続けながらプレイしないといけない状況であれば、戦況把握し続けざるを得ないわけです。これって自分でプレイしながら俯瞰的に試合を見ることができているんじゃないかと。
また同じ実況者さんを長い期間見ていると、試合中に気にかけている事項がどんどん増えていってる気がします。情報を口に出すことで、最初は意識して観察していたことが無意識に察知できるようになり、そうすると今度は別の要素を意識するようになっていくという感じ。
その②:自分のプレイ動画をチェックしている
不備のチェックや編集なども兼ねて、アップロード前には必ず自分のプレイ動画を見ているはずです。
この時に自分が思った通りの立ち回りができているか、悪いところはないか、視聴者に高評価をもらえる内容になっているかをじっくり見ることができます。
その①がその場で戦況把握をするスキルが身につくのに対し、こちらは「次にどういったプレイをするか」「あの場面でどうすればよかったか」という課題発見をすることができます。
他のスポーツでも試合のビデオを選手・コーチ・監督みんなで見て反省会をしたり、次の戦略を立てたりしますよね。そんな感じ。
立ち回りを改善したい人がやるべきこと【3ステップで解説】
- Step1:立ち回り改善のために何を意識すべきかを調べる
- Step2:立ち回り改善を意識しながらリーグマッチ
- Step3:自分のプレイ動画を見て立ち回りを見直す
実況者でない私たちが立ち回りを改善するにはどうすればいいか。それは実況者と同様の環境を自分に作ってあげることです。(手っ取り早いのは「実況者になること」ですが ^ ^)
Step1:立ち回り改善のために何を意識すべきかを調べる
後付け実況(解説動画)でもいいので、自分が理想とする立ち回りをしている人の動画を見て勉強しましょう。特に自分の持ち武器でプレイしているものを選ぶといいです。
これによって「良い立ち回りとはどういうものか」「自分の立ち回り改善に必要な要素が何か」をまず把握します。
おすすめ① よわはださんの勝つためのガチマッチシリーズ
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https://www.youtube.com/watch?v=wFOVp5dd3ZE
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プレイ自体は並大抵のプレイヤーが真似できる動きではありませんので注意。ブキやルールごとの立ち回りもしっかり解説してくれており、初心者にも役立つ小テクニックも満載です。
主にシューター向け(前衛・中衛・後衛全て)です。
おすすめ② 自分の持ちブキの立ち回りを学ぼう
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私がスコ有りチャージャーを練習してた時にお世話になったのがひねくれさんの動画です。無事S+に到達することができました。
スシならこの人、プラコラならこの人、マニューバならこの人という人を見つけて動画で学びましょう。
Step2:立ち回り改善を意識しながらリーグマッチ(オープンマッチ)

Step1でやるべきことが理解できたら、実戦で使えるようにしていきます。上手い人の動画を見るとわかった気になるんですけど、実際試合になると実行できないことが多いです。
ペアでもチームでもいいので友達と一緒に通話プレイしましょう。この時やることは以下2点。
- 立ち回り改善に繋がる目標を1つ持つこと
- 自分がわかる範囲でいいので戦況を報告し合うこと(※)
複数人にその日の目標を掲げておくといいですね。お互いに報告し合うという義務があれば、できる限り戦況を見ようという意識になるはずです。
※報告といってもうまくまとめる必要はないです。「右高台からチャーが見てる」「ブラ、チャクチ溜まってるから気をつけて」「アーマー溜まった」とか。
Step3:自分のプレイ動画を見て立ち回りを見直す
試合を録画して、目標が達成できているか、自分が思った通りの動きができているかをチェックします。「キャプチャー買うとかガチ過ぎィwww」って言われましたけど、これでウデマエアップの効率は格段に良くなりました。

こんな感じでリグマ後に録画した動画をシェアして考察&反省会。コメントにもあるように「自分たちではできてたつもりでも見直したらできてなかった」なんて発見もよくあります。
ガチマッチでも良かった試合と良くなかった試合を見比べて、「何が原因で負けたか」「立ち回り次第で勝機はあったか」などチェックするといいです。

PCとゲーム機の間にこのキャプチャーカードを挟んで、PC側でソフトを起動して撮りたいところで録画ボタンをクリックするだけです。数少ないmac対応機だし、ソフトも使いやすくてオススメ。
ゲーム音(映像)と自分の声を同時に別撮りできますし、Lineやスカイプの通話音声録音もソフトに含まれているので、ゲーム実況したい方もどうぞ。
今回は以上となります。みんなでウデマエ上げよう~!!

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