ガチマッチのK/D値(キルレ)が1未満になる…キル数を増やそうにも対面に挑んだら負けるし…とにかくめっちゃデスするのどうにかしたい…!
上記の悩みを解消します。
スプラトゥーンのガチマッチにおいてキルレが重要である理由
キルレ(K/D値・キルデスレート)とは、デス数に対するキル数。つまり、復帰してから次のデスまでに何キルしているかの平均を表す数値です。
ガチマッチにおいてキルレが重要視される理由は至ってシンプル。「個々のキルレが勝敗に大きく関わるから」です。
実際に、短射程ブキは「長射程ならもっと援護キル取ってほしい」「防衛は確実にしてほしい」と思ってますし、重めの長射程は「敵が自分のポジションまで詰めて来れないように前でキル取ってほしい」と思ってます。
要は、「キルを取ってね」ってことです。「キル以外にも貢献できる!!」という意見もあるかと思いますが、正直「サポートよりもキルしてほしい・・・というかキルが一番のサポートになる・・・」と思う時の方が多いです ( ´Д`)
- 3(1)K10D:もはやデスしてる時間の方が長い。
- 10(2)K8D:対面で相討ちになることが多い→人数差をつけられない。
- 2(1)K1D:試合にほぼ関与できていない。
リアルタイムで作戦を組めるリグマや対抗戦と違って、意思疎通の取れないガチマッチにおいては、個々がキルを稼いで、お互いにカバー・サポートし合う必要があります。1試合を通して「自分はサポート役なので」ということはあり得ません。
役割分担がたまたま上手く行くときもありますが、味方と噛み合わなければ全て自分でこなすしかないので勝率は安定しないと思います。
そもそもサポート役というのは戦況がよく見えてないとできない難しいプレイスタイルです。個人的にはサポートが上手い人はキルも多く取ってますし、デスも少ない印象を持ってます。
キルレが低い人はまずデスを減らすところから
対面(撃ち合い)に挑まずに逃げてばかりでは上手くならないのと、デスから学べることもたくさんあるので難しいところですが、常にキルレが低いという人は、まず対面中以外の無駄なデスを減らすことを心がけましょう。(下記)
- 沼ジャンしない
- 回復をしてから次のアクションに移る
- クリアリングを怠らない
- 退路(逃げ道)を常に考えておく
- 1人の敵やオブジェクトだけに集中しすぎない
どれも意識の問題で1つ1つは特に難しいスキルは必要ありません。まだできていない項目が多い方は、上記を徹底すれば生存率は大きく上がるでしょう。
いっぺんに新たな項目を意識づけるのは難しいので、まずは1つに絞ってしっかり定着したら次の項目というように進めていきます。
「意識の定着」とは「無意識にできるようになること」です。最初は「(クリアリング、クリアリング…)」と頭の中で唱え続けないとすぐに意識が別の方にいってしまうのですが、そのうち何も考えてなくても癖でクリアリングするようになってきます。
1. 沼ジャンしない
前衛枚数を減らさないため、または人数不利の応援に向かうために飛んだのに、着地狩りで即死してしまっては、人数不利を生み出すまたは長引かせる結果となります。
早く復帰して追加のアサリを入れに行かなきゃ!!リードされる前にヤグラを止めなきゃ!!となる気持ちもわかりますが、無駄なデス数が1増えるだけでなく、これを起点に試合が決まってしまうこともあるので注意。
もう一度ガチアサリを作って決めれば逆転できたところが全落ちしてカウンターを食らうことになったり、落ち着けば数カウントのリードされるだけで済んだところがそのままノックアウトされたり。。。
↑味方によっては安全地で待機して飛ばさせてくれる場合もありますが、基本的にガチマッチの場合は安全かどうか自分で判断して飛ぶように。
2. 回復をしてから次のアクションに移る
ライフ90とライフ20がばったり出会って撃ち合うと大概は前者が勝つでしょう。足元ダメージやちょっとした爆風でもダメージが蓄積していくので、小まめに回復を入れてあげるようにすると生存率が上がるかもしれません。
3. クリアリングを怠らない
センプクしていると知らずにやってきた敵は比較的簡単にキルできます。が、もちろん相手も同じことを考えています。
まず敵がセンプクしている可能性を考えてみてください。ずっと生存しているのに居場所が把握できていない場合はキル狙いでセンプクしている可能性があります。
復帰したばかりでまだ戦場に出てきてないという可能性もあるので、誰がどのタイミングでデスしたか把握しておくのが重要です。生存時間が長いのにさっきからずっと見当たらないなぁ。という場合は注意しましょう。
(ただあまりにもセンプク時間が長い人はその分前衛のせめぎ合いに関与できていないので放置して前に飛んでも問題ありませんが。。。)
↑こういう段差の下は死角になっていてボムを上手く落とすくらいしかクリアリングできず、降りた先で背後を取られやすいです。また段差に近づいた途端にブラスターやローラーの横振りにキルされることもありますよね。
ステージによって「絶対にココ!!」というセンプク場所が決まっているわけではないのですが、大体目星をつけることはできます。プレイヤーのクセや性格によってセンプクの場所やしつこさも違うので、この辺は経験して覚えていくしかありません。
何度か同じ場所でやられると警戒するようになるでしょうし、ガチマッチ中に隅々まで塗って捜索するわけにもいかないので、センプク探しに時間をかけすぎないようにしましょう。
ひとまずは相手の4人の居場所や動向を把握するようにすることが大事です。
4. 退路(逃げ道)を常に考えておく
射程負けする相手に見つかってしまった。ここは一旦退いて、味方にキルしてもらうか有利な状況にしてから前に出よう。
という判断までは良かったのですが、いざ逃げようと振り返ると敵インクが散乱していて、さらに射撃で足元を取られてそのままキルされる。ということもあります。
すぐに自分の足元を塗れるブキ、スライド系、カーリング持ち以外は逃げが遅れることが多いです。(上手いボールドはホントに逃げ足が速いですね。。。)
特に元の移動スピードが遅いチャージャー系やバレル系などの長射程武器は必ず退路を確保しておきましょう。短中射程ブキに詰められた際も、一旦逃げて距離を置くことで自分の射程で戦うことができます。またスパジャンでリス地に戻ると言う選択もあるでしょう。
5. 1人の敵やオブジェクトだけに集中しすぎない
オブジェクトとはホコやヤグラのことです。自分の標的から外れた敵に横や背後からキルされることはありませんか?
これは不意打ちかつ必ず初弾を相手に取られてしまうので勝機はほぼゼロです。相撃ちならラッキー。
延長戦になった途端にオールダウンが連発するのは、防衛側がオブジェクト一点に向かって突進して他を見てない(というか見えていない)からです。
また初動で突っ込んで1人キルして違う敵にすぐにキルされるという方も原因は同じです。「初動はマップを見て「どの方向から何人来るか」を観察してから動くようにする」というのを続けているとステージによって大体どの方向から敵が来るか予測できるようになります。初動突っ込むのはそれを身につけてからでいいかと。
無駄なデスを減らしたら次はキルを増やしていきましょう。
対面が苦手でもキルレを上げるには?【対面しないことも選択肢に】
本来、対面強さはプレイヤースキルの一角であり、ハイレベル層になればなるほどキル合戦になる傾向があります。ただ対面力はちょっとしたコツですぐに上達するものではありませんし、自分のレベルが上がってくるとともに対面する敵も強くなってくるので、それなりの練習量と経験が必要です。
それなら対面は随時鍛えていくとして、それ以外のところで確実にキルを取ろうという意図で「対面しない」という表現を使っています。対面以外でキルを取れる場面や方法は以下。ここでは対面とは自分と相手が互いに認識して戦っている状態のこととします。
- 対面中の味方のカバーを入れる
- オブジェクトの防衛に必死の敵を倒す
- オブジェクトの進行に夢中の敵を倒す
- センプクしておいて近づいてきた敵をキル
- 裏取りをして敵の背後を取る
対面を避けて対面力を養うことはできないので、絶対にデスしてはいけない場面でなければ、割り切って挑んでOKです。でもやばいときはちゃんと逃げましょう。
敵の不意打ちを狙え!!これがほとんど
前述した方法でデスを減らせた!!という方はすぐにわかるかと(というかすでに実践しているかと)思いますが、「対面以外でキルを取るには不意打ちを狙えばいい」です。
1.~3.についてですが、自分に気づいていない、もしくは気づいてるけど他の標的で手一杯な敵をキルするのは比較的簡単です。接近途中に気づかれて優位ポジに立たれたら逃げたらいい。
4.5.はデスを減らす方法「クリアリングを怠らない」の逆で、クリアリングを怠った敵をキルする方法となります。
「敵の位置をしっかり確認してから行動する」という癖をつけるという意味でも、センプクキルは大事な基礎テクニックとなりますので覚えておきましょう。
ただし、味方が死んでいるのに裏どりに回ったり、敵にカウントを進められているのに、オブジェクトから離れた敵リス近くでセンプクするのはNGです。そのキルがオブジェクト進退に絡んでいるかに注意しましょう。
【ミニ動画付き】確実にすばやくキルを取るための2種類のエイム練習法
いくら敵の不意打ちを突くとは言え、もたもたしていると返り討ちにあったり、別の敵がカバーにやってきてキルされたりします。
対面以外でのキルを増やしつつデスしないためには、敵を視認したら対面に持ちこまれる前にささっとキルすること。そのためには少なくとも静止している目標を確実に捉えるエイム力が必要となります。
Step1. センプク中にエイムを標的に合わせる
確定数以内の射撃で仕留めるのがポイント。3確ブキなら3発以内、2確ブキなら2発以内、1確なら1発と、とにかくミスせず直撃でキルすること。あとセンプクはバレないように。
敵にセンプク場所がバレていないと仮定して、エイムを合わせるのはゆっくりで構いません。顔を出してから撃ち切るまで照準がブレないように、またキル速の感覚もここで掴んでおきましょう。
ちなみにジャイロのみでエイムしています。
Step2. イカ移動中にエイムを標的に合わせる
前半は捨て身のアサリシュート、後半は完全にガチアサリしか見えていない敵のキルです。こちらもきっちりと初弾を当てて確定数以内で仕留めましょう。
敵がレティクル内かつ射程圏内に入ったところで射撃をし始めています。(前半の2キル目は固定砲台でも届くのですが、イカ状態を挟んでしまうのはクセです。)
ジャイロや左スティックで微調整することもありますが、こちらはほぼ右スティックのみでのエイムとなります。
不意打ちの場合は射程が届きさえすればイカ状態になる必要はないのですが、対面のテクニックとしていずれ必須になります。
この練習では右スティックでのエイムの感覚と共に、自分のブキの最大直撃射程も覚えておきましょう。
というわけで、今回は以上となります。
参考になりましたら幸いです。
コメント