現地のスーパーで買えるオランダ土産9選【ばらまきお菓子も】

オランダ土産といえば、チーズやワッフル、デルフト焼きあたりが定番ですが、それぞれ「本場の!」となるとお店をバラバラに探さないといけないのが大変です。かと言って、アムステルダムや空港の総合お土産ショップでは、クォリティの割には高額で何個もホイホイ買うのは気が引けます。

豆知識やけど、世界で出回ってるゴーダ/エダムチーズは、7割くらいドイツとかポーランドの製造工場から出荷されてるらしい!

というわけで、今回は、日本人に喜ばれるオランダ土産をスーパーマーケットで入手できるものに絞ってご紹介します。

  • オランダ感ありつつ良コスパのバラマキ系お土産が欲しい方
  • 忙しくてお土産なんて選んでるヒマないんや!っていう駐在員の方

という方も是非ぜひご覧くださいませ!

目次

スーパーマーケットで買えるオランダ土産9選

私生活では、Jumbo(ユンボ)とAlbertHeijn(アルバート・ハイン)をよく使うので、写真ではそれらのホームブランドロゴが入っている商品が多いですが、どこのスーパーマーケットにも大体置いてあるものです!

  1. Tony’s Chocolonelyのチョコレート
  2. チョコレートスプリンクル(Hagelslag)
  3. バタークッキーとストロープワッフル
  4. 無添加ピーナツバター
  5. パンケーキミックス
  6. 製菓材料(パン原材料)
  7. HEMAコーナーの雑貨
  8. リコリスキャンディ(黒いドロップ)
  9. クラフトビール

それではどうぞ!!

Tony’s Chocolonelyのチョコレート

まずは、オランダに限らず海外みやげのド定番のチョコレートから。Tony’s Chocolonelyはオランダの人気チョコレートブランドです。

スーパーのチョコレートコーナーには、隣国ベルギーやスイスの名だたるメーカーも並んでいますが、この板チョコとは思えない分厚さとド派手パッケージのおかげですぐ目につきます。フレーバーも豊富で、どのスーパーにも定番と新作で大体6~10種類は置いてますね。

たとえば…

  • クラシックチョコレート
  • アーモンドハチミツヌガー
  • 塩キャラメル
  • ミルクキャラメルビスケット
  • ダーククリーミーヘーゼルナッツクランチ
  • ホワイトストロベリーチーズケーキ
  • ダークミルクブラウニー

ちな、塩キャラメル(オレンジパッケージ)が好評です。

こういうアソートタイプのもあります。

会社とか大勢の集まりでばら撒くのにはうってつけ。ご自由にお取りください的に給湯室にポンっと置いておくのもあり。あと、お子さんがいる友達に渡したりとか。スーパーで見つけられなかったときはスキポール空港で買いましょう。

チョコレートスプリンクル(Hagelslag)

Hagelslag(ハーケルスラッハ)は、パン(トースト)に振りかけて食べるチョコレートスプリンクルです。使い方のお手本はこんな感じ。よく「オランダでは朝食の定番」と聞きますが、こんな使うもの??

私も使ってますが。なんか貧乏くさく感じる。

控えめ…

これでも十分甘いもん

とまぁ、朝食にする必要はないのですが、トースト派(パン派)の友人やお子さんのいるご家族には喜ばれるのではないでしょうか。

ビスケットやクッキー(ストロープワッフルもある)

オランダのスーパーはビスケットコーナーも割と大きく、チョコレートと同じでいろんな種類が売られています。

基本的に、バターが濃厚だなーと感じるものが多いのですが、明らかに「バター(boterkoek)」と表記されているビスケット菓子は段違いに重いです。

この分厚さ。もはやバターを揚げてるみたい。たぶん、コーヒーとか紅茶と一緒に楽しむものだと思います。日本では出会えない濃厚バタークッキーを1箱250円くらいで買えるのでお土産としてコスパが優秀です。

それと、オランダと言えばの「ストロープワッフル」も一応スーパーにあります。有名なので買ってきてと頼まれる人も多いのではないでしょうか。

こんな感じでスーパーのホームブランドロゴが入るので、専門店のものと比べるとパッケージは安っぽくなります。比較すればですが味も若干落ちます…が、比較すればの話です。

知らなければ大丈夫だべ

純ピーナツバター(100% ピーナッツ)

そのまんまですが、100%ピーナッツのみを使用したピーナツバターです。砂糖、塩、その他の添加物なし。いろんな種類のナッツを混ぜたナッツバターもありますが、こちらもナッツ100%です。日本でも手に入りそうですが、、、実は、オランダではかなり安価に手に入るんです!!

帰国して実家で母親と話していた時のこと。

ママン

アンタいつも昼は何食べてんの?

多穀パンにナッツバター塗って食べてる。あとチョコスプリンクル

ママン

あ、ウチもこの前オランダ産のピーナツバター買ったんよ。ホレ!

(小瓶を冷蔵庫から出す母氏。たぶん120gくらい。)

ちっちゃ

ママン

あんま100%ピーナッツ売ってないんよ。これで800円。

オランダやったら1kg近く買える

びっくりママン

えぇ!!?

毎日ナッツバターサンド作ってて私なりにたどり着いたセオリーがあるんですが、おいしく食べたかったら、ナッツバターは躊躇なくふんだんにパンに塗りましょうです。勿体ないからってナイフの先っぽでチビチビ消費してても、ピーナッツ本来の味そんなに感じないのでは…?

ママン

次はこれ買ってきて。ワッフルもチョコも要らん。我慢する。

パンケーキミックス

世界中で食べられているパンケーキですが、各国で特徴が全然違ってバラエティに富んでいます。オランダのパンケーキは「Pannenkoek(en):パンネクークン」と呼ばれ、厚さ数ミリ直径30cmほどの薄くて大きなパンケーキです。

このPannenkoekenを簡単に作れるミックス粉がスーパーマーケットで入手できます。

日本では、強力粉やもち粉(上新粉)を使ったオリジナル配合で、そのモチモチ感や食べごたえを再現できるそうですが、まぁ結構な料理好きでない限りなかなか面倒ですよね。

お土産で買う場合は、こういうボトルタイプのミックス粉がおすすめです。

出典:Albert Heijn

ボトルに牛乳(or 水)を入れてシェイクするだけで生地ができます。フライパンに生地をひくときもボトルから注げばいいだけ。ボウルもミキサーも不要で楽チン(^^♪

手軽にオランダ風のパンケーキを楽しんでもらえるので、料理好きやスイーツグルメな方へのお土産としておすすめです。

製菓材料(パンの材料)

こちらは対象がパン作りを趣味にしている人に限定されてしまうのですが、オランダのスーパーマーケットでは、製菓用の高品質な材料も豊富に揃っています。

日本では製菓材料の専門店で材料を揃えることが多いです。

パン好きママン

都会に出んとパン酵母がない

そもそも日本だと、パンの原材料は小麦をはじめ輸入頼りなので高いんですよね。ドライフルーツとかナッツのような副材料も今なんか特に日本では価格高騰してます。

一方で、オランダをはじめヨーロッパ諸国は食用パン(菓子パンじゃないやつ)が主食です。北欧やオーストリアでは主流のライ麦パン、フランスと言えばの細長いバゲット、イタリアのフォカッチャやチャバタ、そしてオランダのタイガーブレッド(Tijgerbrood)など。

ほとんどのスーパーにベーカリーがありますし、移民の影響もあってか、ヨーロッパ各国のいろんな種類のパンがどこでも食べられます。以前よりは高騰しているようですが、原材料も比較的安価な方です。うちの旦那さんも週末よく焼いてます(自己流)。

ただし、成分表はすべてオランダ語(またはフランス語)で記載されているので、何が必要なのか、またそれをオランダ語で何と表現するのか事前に調査が必要かもしれません。

HEMAコーナーの雑貨

出典:Trouw

HEMAはオランダ発・日本未上陸の雑貨店です。スーパーマーケット内にもミニコーナーがあって、キッチン用品や文具、インテリア小物が並んでいることがあります。

オランダ人からすると「何の変哲もないHEMAで誰が喜ぶん?」って感じらしいのですが、私らからすると実用的かつシンプルなデザインがオランダらしくてイイなぁと。

チーズスライサーとか種類が多くて珍しいかも

ドロップ (リコリスキャンディ)

リコリスという植物の根から作られた黒いドロップです。北欧で定番のお菓子だそうですが、発祥はオランダと言われています。

日本人からするとこの独特の風味がどうしても合わない(正直マズい)のですが、オランダ人は小さい頃から親しんできた味だそうで。

ネタとしてオススメ

13年前にトライしたきりなので実体験ベースで説明できないのですが、甘いものから塩味の強いものまでバリエーションに飛んでいるそう。冒険心のある親しい友人向けです。

オランダのクラフトビール

出典:Jopenbier.nl

オランダビールは、フルーティーでスッキリとした飲みやすいビールです。日本のビール(苦め・辛め)が苦手な方でも、オランダビールは好きになったっていう私みたいな人も多いはず。

ピザとかポテトに合うビール

さて、オランダを代表するビールと言えば「ハイネケン」「グロールシュ」あたりでしょうか。これは日本でも購入可能ですよね。生産地オランダだと水のように飲まれてるので、1ユーロ前後で買える時があります。

他にもオランダのスーパーには地元のクラフトビールがたくさん置いてます。コスパや味、知名度など何を重視するかによるのですが、個性的なラベルも一つの注目ポイントです。

【旅行者の方へ】スーパーでは現金が必須(※クレカ不可)

大手スーパーAlbert Heijn(アルバート・ハイン)を含めて、ほとんどのスーパーマーケットでは、VISAもMastercardもクレジットカードは使えません。

現金もしくはMaestroやV-Payを搭載したカードが必要で、セルフレジでは現金も使用不可です。

MaestroとV-Payは、国際ブランドのMastercardとVISAが欧州地域で発行しているデビッドカードで、欧州では銀行口座開設時にキャッシュカードにどちらかを搭載することが多いです。

日本では発行されていないので、(昔はあったけどデビットカードが普及せずに廃止したそう。)オランダやヨーロッパ在住の方以外は、現金を持っていきましょう。

オランダの定番スーパーマーケットはこちらです

オランダで展開するスーパーチェーンは以下の5つです。

  • Albert Heijn(アルバート・ハイン):オランダ最大のプレミアム・チェーン。街のど真ん中にあったり、住宅街からすこし外れたところにドーンっと建ってたりする。日本でいうとライフかな。
  • Jumbo(ユンボ):住宅街にあることが多い。財布に優しいアルバート・ハインという感じ。
  • Plus(プルス):オランダで3番目に大きなスーパーチェーン。オランダ南部には多いらしい。
  • Coop(コープ):名前の通り生協組合スタートのスーパーです。ホームブランドが同じなのでおそらくPlusの傘下。
  • Dirk(ディルク):オランダで最も安いスーパーチェーンのひとつ。

その他:Vomar、Deen、Dekamarkt、Hoogvlietなどもオランダのスーパーチェーンです。どこに住んでても近所に大抵2,3のスーパーが見つかるんじゃないかと思います。

それと、ドイツ資本ではありますが、以下のディスカウント・スーパーマーケットもオランダでよく知られるスーパーチェーンです。

  • Lidl(リドル)
  • Aldi(アルディ)

地元の人は、ディスカウントストアとプレミアムの両方をミックスして、トータルでリーズナブルな買い物となるようにしてるみたいです。私はほぼ毎日行ってるJumboにもLidlが隣接してますし、AlbertHeijnがあるショッピングセンターの中にDirkもAldiもあります。

倹約はオランダ人の国民性っす(他人事)

現地文化であふれるスーパーマーケット

海外旅行のおみやげ選びは面倒で手間がかかるものでもありますが、その過程で楽しさや驚きが見つかることもあります。

おみやげを通じて、家族や友達にそこの文化や風味を伝えられる

現地のスーパーや市場は、その国や地域の名産品だけでなく食文化の全体像を見渡すことができます。日本ではあまり見かけない食べ物やユニークなアイテムを見つけるのも、それはそれで楽しいです。

おみやげ選び、是非ご満喫ください(=゚ω゚)ノ

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